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声を辿って、私たちは本殿の前にやって来た。
桃「やっぱりここか…」
扉の前には、ダイキくんとリュウセイくんが立っていた。
私たちが近づくと、ワッと泣き出してこちらへ駆け寄ってくる。
赤「お母さん苦しいって！」
青「お母さん悲しいって！」
二人を抱きとめて、頭を撫でた。
「うん、私にも聞こえたよ。この声が二人のお母さんだったんだね」
赤「お母さん、もうずっと苦しんでるんや」
青「ねぇちゃん、助けてあげて…」
「うん、私も助けたい」
後ろでイミゴが溜め息をついた。
桃「どうなっても知らんで」
「イミゴ…」
桃「正義の味方を気取って人助けのつもりか。後悔するで。不幸な結末を招くことになるかもしれへんって事、ちゃんと分かってんのか」
「イミゴは前に、同じようなことを聞いたよね。私も同じ言葉を返すよ。
不幸かどうかは私が決める。何も知らないままでいたくない」
私は二人を抱きしめたまま、イミゴを見る。
しばらく無言で向かい合っていたが、とうとうイミゴが根負けしたように両手を上げた。
桃「……わかった、降参や。こうなったら最後まで手伝うわ」
「ありがとう、イミゴ」
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kalisu - あの…このcssは、作ったんですか？ (5月21日 0時) (
レス) @page43 id: 350d3d48ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aqua. | 作成日時：2021年10月21日 9時
