胡蝶の妹【鬼滅の刃】【名探偵コナン】

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やっぱりバレてたか。

『何者って？私は何者でもないですけど「昨日、俺たちを助けてくれたのはAさんでしょ？」』

コナンくん化けの皮剥がれてますね。

『どうしてですか？そこにいたのは私じゃないかもしれませんよ？』

まあ、私ですけど。

「昨日、僕はこっそり上着の隙間から見てたんです。Aさんと冨岡さん？が刀で人を斬ってたのを。」

安室さんが続ける。

「もし、安室さんが正しければAさんと冨岡さんは殺人罪だけじゃない。銃刀法違反も犯している事になる。どういうことだ？」

クスッもう誤魔化せないみたいですね。

『…それを知ったところであなたたちはどうされるんですか？』

「決まってる。警察に突き出します。」

怖いですね。

『まあ、結論から言うと、私たちは仮に警察に行っても捕まりませんよ？私たちは殺人も、銃刀法違反も犯してませんから。』

ニッコリと笑う。

ぽかんとした二人。

『あなたたちは優秀な探偵さんだそうですが、残念ながら私たちの追っているものとあなたたちが追っているものは違います。』

「…じゃあ、何を追っているっていうんですか？」

『それを知ってしまったら、もう後には引けませんよ？私たちはあなたたちに知って欲しくない。』

二人が黙る。

『…でもそうですね、ヒントを与えましょうか！』

ヒント、という言葉にコナンくんが反応した。




『畑違いの公安、とでも言っておきましょう。』





”公安”

安室さんが驚いたような顔をする。




『それでは、お先に失礼します！ご機嫌よう。』


私は二人の前から姿を消した。





さあ、長い夜が始まりますね。

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