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奏をコナンくんと見送ったその時、
チリン____チリン____________________
『「…!!」』
見ると、安室さんがポアロから出てくるところだった。
安室さんは私たちに気づかないふりをしていた。
「…これ、公安の刑事さんだよね」
いつの間に風見さんの写真を?
「…さぁ?知らないな」
安室さんはあくまでも知らないふりをするみたい。
私は2人の成り行きを見守る。
「_________何でこんなことするんだ?!!」
コナンくんが叫んだ。
「…僕には、この命に替えても守らなければいけないことがあるからさ。」
そう言って安室さんは踵を返した。
『…残念です』
「………」
あなたと指す方向が、目指す方向が、一緒だというのに。
私たちは私たちでいがみ合わなければいけない。
きっとそれは、私も、コナンくんも、降谷さんも、背負うものがあるから。
でも、これほどに悲しい事はない。
カラン___________
ポアロの扉が静かに閉まった。
『…さて、コナンくん』
コナンくんの方を向く。切り替えなくてはいけない。
『私はこれから警視庁へ行ってこの前のテロの説明をしなくてはなりません』
「…うん」
『ですから、こちらでも何かわかったらお伝えします。大丈夫、誰も毛利さんがやったとは思ってませんよ』
ほっとコナンくんの肩の力が抜けた。
「分かった。A姉ちゃんも頑張って」
『ええ』
私たちはメルアドを交換して、別れた。
(思ったよりも大変なことになって来ていますね。きっとこれから鬼も増えるでしょうし…)
とりあえず、今すべきことは毛利さんの無実を証明すること。
それと、一刻も早くテロの犯人を突き止めること。
(サミット当日にテロを決行しなかったのは、一般人を巻き込まないため。そう考えれば筋が通りますからね)
これはおそらく、意図的に警察官を狙ったテロ。
(…でも、)
”鬼殺隊員”も犠牲になってる。
だからこそ、私は柱として、動かなければいけない。
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時