私は武装探偵社社員。

二 ページ3

「あっ！新作のお菓子だぁ！
良いですねぇ〜乱歩さんっ、1つくださいよぉ♡」

え？アイツバカなん？？？
乱歩さんに私があげたんだけど？しかも乱歩さんが
他人にお菓子譲ると思う？？


「え、無理。僕が貰ったんだよ？」


ほら見ろ。言っていいことと悪いことくらい
判断しろよな。


「えぇ〜？残念ですぅ〜」


トボトボと歩いてきて私の隣に座る。

「ふぁぁ、眠いなぁ〜寝不足かなぁ？
ねぇ、Aちゃん。私頭痛いから仕事
代わりにやってくれなぁい？」


は？なんで？
キモイんだよお前散れカス


「それくらい自分でやったらいいのでは」


「ひっどぉい〜頭痛いのにぃ…」


しくしく泣き出すとかイタイ奴。
お前……ちょ、濃いアイシャドウが伸びて
やべぇ事になってんぞwwひぃーw
笑いすぎてシックスパックになっちゃうーw

顔は無表情だけどな


「Aさん、それは酷いと思いますよ」


私の方が頭痛するんじゃクソ。
ま、コイツによるストレスからだけどな。……いや、
残業もあるか。


「夜桜、それくらいやってやったらどうだ。」


チッ…なんで私が…めんど。


「…分かりました」

鶴咲ゴミ虫さんから書類を奪い取り、
もう一度デスクに向き合う。


「鶴咲、今日はもう早退しろ。」


「はいぃ……ごめんなさい…」


ふざけんじゃねーぞ。どうせ仮病だろ。
異能力で呪えたらな
いっそ深い深い影に突き落として閉じ込めてやろうか。

そしてそのまま無様に死に腐れ←

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