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sideギョンス
「A、」
「ギョンス…！」
玄関の扉が開くと、ノーメイクに近いAが。
思わず、抱きしめるとゆっくり、背中に腕が回された。
お腹の膨らみで少し距離があるけれど、今の僕たちには、まだこれくらいが丁度いいのかも。温かいな。
「寒かったでしょう。ソウルよりは寒くないかな。でも、やっぱり、迎えに行けばよかったね」
「外に出て何かあった方が心配だよ」
案内されて、入った1LDKの部屋。本当に、ひとりで産むつもりだったんだね…
「心配性だなあ」
今日はもともと検診のために、最初からお休みをとっていたらしいから、夜の便で帰るけれど、一日一緒にいられる。
「大きくなったね」
二人でソファーに座って、そっと、お腹の膨らみを撫でる。不思議だね、ここに、新しい命が二つもあるなんて。
「昨日ね、会社にジヘさんが来たの」
「え？」
マネヒョン、チャニョルに決断を急かしていたから、そろそろジヘも正直に話すだろうとは思っていたけれど、Aのところに牽制にでもきたのか。
「腹は立ったけど、でもそれだけ。ギョンスのおかげだね」
へへ。なんて、笑うA。
「僕は、ソウルで一緒に暮らしたいけど、不安なら、無理とは言わない」
人の何倍もストレスが多かったAだから、安心して子どもを産める環境にいてほしい。
「なるべく、僕もこっちにくるようにするし、」
「辞めるの、仕事」
「へ？」
自分でも間抜けな声が出たと思う。
「ついてく。ギョンスに。だってわたし達、家族になるんでしょ？」
家族は一緒にいないと。
って。母親の表情でこちらを見つめるAに胸があつくなる。
「わたし、きちんとお母さん、できるかな…」
「できるよ、Aなら」
こんなに穏やかな気持ちになれるなんて。
メンバーには、子どものことも言わないといけないから、気は重いけれど僕だってしっかりしないと。家長になるんだから。
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
