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「それで、部長はなんて？」
「くれぐれも、無理はしないように。って」
安定期に入って、前の食欲旺盛な自分に戻ってきた。会社にも申請をして、何を言われるか少し不安だったけれど、上司は優しい顔でそう言ってくれた。
「さすが部長。愛妻家らしいしね〜」
「そうなんだ…」
「何、羨ましいの？」
「ううん、そうじゃなくて、一昨日、検診だったんだけど、何か変な感じなの」
「変って…そりゃあんた昔からちょっと変わってたけど…」
失礼な。
「ここにさ、二人もいるんだよ？二人。」
「まあ、確かに、見た目でも分かるようになってきたね、お腹。まあ、少子高齢化のこの時代によくやったわ、ほんと」
「少子高齢化って…」
これがハナの率直な意見なんだろう。
「昔さ、チャニョルが子育て番組で双子ちゃんに会いに行ったらしいの。」
「ああ、ベクと行ったあれね。」
そういえばハナはもともと、東方神起のファンだったから、後輩のEXOの番組もチェックしてるって言ってたっけ。(で、ずるずるとEXOにはまっていったとかなんとか…)
「そのとき、双子ちゃん同士で会話したり、おやつ分け合ったり、それがすごくかわいかったんだって。」
「それで、「俺も双子がほしい」とか言い出したの？」
「そうそう…」
チャニョルなら言いそうね、なんて。
「性別は？そろそろわかる頃でしょ。」
「それがね、どっちもっぽくて…」
「え？」
「まだ、は断言できないって言われたけど、片方はツいてますね〜って」
「男の子と女の子ってこと…？」
「みたい…」
テーバク。突然韓国語で驚きを表現するハナ。ものすごく驚いてるってことね。
「耳、とがってないといいね」
「ちょっと、ハナ。」
「だって、じゃないと、あんた、自分の子ども見るたびにそんな顔するつもり？」
ハっとした。
「わたし、そんな酷い顔してた…？」
「ええ、とっても。」
それなりに、割り切ったつもりでいたのにな。
「ま、前よりマシだけど、」
時間が経つのを待つしかないよ、あんなやつのことなんて。
そう、わたしの目を意味ながら言う姿に、本当にわたしのことを心配してくれているのが分かる。
「やっぱ、そうだよね。なんか、ありがとう」
「何がよ」
「わたし、ハナいなかったら、こんなに立ち直れてないと思うの」
たぶん、ひとりで意地になって。こんな、穏やかな気分じゃいられなかった。
だから、ありがとう。
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
