16 ページ16
side ジョンイン
「何、あいつら、喧嘩でもしたの？」
チャニョリヒョンの部屋から戻ってくると、リビングにはジョンデヒョンの姿が。
帰ってくるなりなにも言わずに自室に戻って行ったヒョンたちを見て不思議そうな顔をしている。
ビーグルラインなんて呼ばれてるけど、実際、ジョンデヒョンは声が通るだけで、あのヒョンたちみたいに意味わからないことは言っていない。と思う。
「お腹一杯で眠いんじゃない？」
ヒョンを適当にかわして、ギョンスヒョンのところへ。
本当に、Aヌナがヒョンのこと嫌いになって、出てったなんて、信じられない。
「ヒョン、」
「ジョンイン…」
ボーッと一点を見つめているギョンスヒョン。瞬きくらいしてよ、怖いから。
「ジョンインが言ってた意味、分かったよ」
「ヌナ、ヒョンのこと大好きでしょ？」
ベッキョニヒョンか見つけたあのカレンダーだって、不規則な生活だから、なるべくチャニョルヒョンに合わせたいって、ヌナが毎月書いてたし。
ギョンスヒョンが見た、あの冷蔵庫の中身なんて、言うまでもない。
「本当は、チャニョリヒョンが食べたいもの何でもつくってあげたいけど、それじゃ身体によくないって。」
だから、どんなに自分の仕事で疲れてても、ご飯だけは作るって言ってた。
「片付けは苦手なのに、チャニョリヒョンがペンたちに洋服とか帽子大量に貰うから収納に困るって文句いいながらも、大事にしてた。」
「俺の知ってるヌナは、いっつも笑ってて、優しくて、明るくて、よく食べるしよく飲むし。そんなんだったんだけど、最後に見たヌナは違った。」
いつもみたいな弾ける笑顔じゃなくて、困ったみたいに笑ってたし、顔色も悪くて、本当に、消えそうだった。
「来週、日本に着いてから、ジョンイン、時間ある？」
「え？」
来週から、日本公演が始まる。
「会いに行こう、Aに。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
