JUMP 弱ります 7

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知念サイド



知念「はぁ…はぁ…っ、はぁ。」



苦しい…頭がすごく痛い、気持ち悪い。

何…これ。



山田「ちぃ？！ちょっと一回体起こそうか。今電気つけるな。」

知念「けほっ…りょぉすけ…けほっ。」

山田「熱いな、顔も真っ赤だし。やっぱり熱上がっちゃったか。知念？どっかつらいところある？」

知念「あたま、痛い…はぁ、はぁ。」

山田「頭痛いのか、薬飲もうな。その前に一旦着替えよ？汗気持ち悪いでしょ。」



僕はただボーッとして目の前でテキパキ動く涼介を見てることしかできない。

汗気持ち悪いし、頭はガンガンするしクラクラして、もう何もしたくない。

ふと今何時か気になって時計を見ると、夜の1時を回ってた。

あ…涼介全然寝れてないじゃん。



山田「はいはい、バンザイしてー。動きたくないねぇ、……はい！着替え終了！」

知念「…ねぇりょーすけ。」

山田「ん？どうしたの。」



全然動かない僕の体の汗を拭いたりそっと冷えピタを貼ったりと、せっせっと僕の為に動く涼介を見てたら申し訳なくなってきた。

僕が声をかけても僕の頭を優しく撫でて…僕の隣に座って…笑顔を向けてくれる涼介。



知念「ごめんね、僕のせいで。」

山田「……何が。」

知念「何がって…こんな付きっきりで僕の世話してたら、今度は涼介が体…壊しちゃう…。」

山田「知念。俺は大丈夫。知念が寝てるときに俺も寝てるから、それにさっき飯食べてゲームしてたし。」



そう言って、いつの間にか溢れていた僕の涙を拭う涼介。



知念「なんだ…そっか。」

山田「別に迷惑じゃないよ。て言うかこんなに高熱出してるのにそんなこと考えないでよ。」

知念「うん…ありがと。」

山田「よろしい！…あ、薬飲む前にお粥、作ったから食べれるだけ食べて。…あとはどこかつらいところない？」

知念「ちょっと気持ち悪い。」

山田「吐く？大丈夫？」

知念「大丈夫。そこまでじゃないよ。」



涼介に心配されながら、お粥を少し食べて、薬を飲んでまた、布団の中へ。

さっきよりは頭痛も治まってて、明日明後日くらいには治りそう。



山田「じゃ、電気消すな。おやすみ。」

知念「うん。おやすみ。」



早く元気になってはしゃぎたいな。







〜完〜


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更新を怠っていました。

すみません。

作者、本当に最近オチが書けません(笑)

そのせいで１つ１つの話が前に比べると短くなってるように感じますよね。

どうにか頑張ります！

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