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その傷は医者が目を背ける程の… ページ7

「大丈夫っすか?先輩。」

「龍巳、あんた…」


ツハラエルと黒猫が心配そうに話しかけるが彼女はぼーっとしたまま動かない。

まさかあんな形で会ってしまうとは、と黒猫は彼女を撫でた。

パーカーから鉄の臭いがする。


「龍巳、アレ以来会ってなかったし…記憶喪失だし、
ちょっとやばいかもね。」

「先輩大丈夫かな…」


樹海の中までは来ないだろうがここを獣人に見られたら確実に殺される。

黒猫は立ち上がった。


「どこ行くんすか、レンさん。」

「帰るの、ちゃんと龍巳守ってあげてね。」


森を抜けると誰かとぶつかった。


「きらくるさん…」

「レンさーん!こっんばんは。」

「こ、こんばんは…」


きらくるの従者であるレンは少し身震いする。

暫く無断で色々な所に行っていたので殺されると思った。


「お帰り!ちょっと来てくれませんー?」

「あっ…え?は、はい。」


きらくるは彼女の居る方に進む。

やばいと思った。


(ツハラエル…頼む、龍巳に死なれたら困るんだよ…)


がさり、と其処にはツハラエルと包帯塗れの彼女が居た。

彼女は意外にも立ち直っていてきらくるを見ていた。


「えっとですね!お久しぶりでーすねー龍巳さん!」

「そうだね、きらくる。」


ツハラエルがオロオロしている。

黒猫は何かあったんだと察した

彼女はパーカーを着ると立ち上がった。


「帰るぞサド医者。」

「ちょっ…だって、先輩…何で…!?」


きらくると黒猫は首を傾げた。

ツハラエルがこんなに驚いている、何かがあったのは間違いない。

でも彼女は平然としている、寧ろツハラエルが何故こんなに驚いているのか分かっていない。

鎌を手に取り彼女は言った。


「きらくる、悪いがオアソビはまた今度な。」

「えー!?つまらないですー!」


(あんなの…あの組織、先輩を使って何をしていたの…?)


ツハラエルはずかずか進む彼女に必死に着いて行く。

何の事か分かったきらくるは成る程!と言って反対方向に進む。

それにふわふわと着いて行く黒猫。


「何でツハラエルはあんなに驚いてたんですかね?」

「龍巳さんの傷を見たんですよーきっと、てーか絶対!」


傷?と聞き返した黒猫。

きらくるは笑って言った。


「すぐに分かりますよん!」

カップが割れて、破片が飛び散って消えた。→←軍警と殺人鬼と医者と黒猫、誰も望んでいなかった。



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龍巳@キチガイ - 一部名前を変えている方もいらっしゃいます、コメント欄で名前を晒すのも止めて下さい。中傷、無断転載も同様です。ルールを守って下さいね。 (2016年10月7日 22時) (レス) id: 3d3a9ea8a1 (このIDを非表示/違反報告)
龍巳@キチガイ - 感想はこちらのコメント欄にてお願いします、TwitterのIDを載せたりするのは絶対にやめて下さい、評価は星とTwitterのふぁぼでお願いします。 (2016年10月7日 22時) (レス) id: 3d3a9ea8a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:龍巳@キチガイ | 作者ホームページ:ホームページの追加は禁じます。  
作成日時:2016年10月6日 22時

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