占いツクール
検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:2,785 hit

軍警は何かを見たが何を見たかは定かではない。 ページ3

「アスト、アスト!!」


少女はハッとすると目の前の友人を見た。


「大丈夫?魘されてたけど…」

「え、あ…大丈夫…」

「そう?無理しないでね。」


友人はそのまま珈琲をいれに行ってしまった。

珈琲牛乳にして、と頼んで椅子にもたれかかる。

この前、アストは巷で噂の殺戮者(マーダー)と初めて遭遇した。

赤くて鉄の臭いが充満していて、大きな鎌を持った、

死神の様な人間だった。

珈琲牛乳に口を付けながらまじまじと光景を思い出して吐き気がしてきた。

あの者は人間ではないと言われ育ってきた。

自分と同い年で人を沢山殺したのだ。

二つ名"死神"、"殺戮者"。

同じ組織の"道化師、joker clown"や"月華の喰種、月"は通り名なのに

何故一人だけ二つ名?と、思っていたが

名前が不明らしい。

フードを被っていて口元も隠していたからよく見えなかったが目は綺麗だったと覚えていた。


(あの子に少し似てたな…)


あの子、が誰なのかアスト自身もあまり思い出せないが

自分にとって大きな存在だという事位は分かっていた。


「アスト、あんた本当に大丈夫?」


友達は心配してくれるがあの殺人鬼の姿が離れなくて怖くなった。

皆言っていた。


「あの殺人鬼は人を魅了し恐怖を植え付ける。」


魅了、だなんて________、しかし見た目だけでとは恐ろしい人だ。

いや人ではない。

皆人ならざる者と言っていた。

アストの母も父も上司も友達も、

親友以外皆そう言っていた。

親友は、違かった、


「アスト、」


優しくて面白くて、私にすぐ暴言を吐く、ほんとに信頼出来る奴。


(軍警に誘わなくて良かった。)


親友も同じ事になっていたかもしれない。

やっぱり、私は"死神"を追おう。

決心して、また珈琲牛乳を啜った。


「美味しい。」

笑顔は何を思うのか、聞いてみても分からない。→←ドロリと何かが溢れたが彼女は見向きもしない。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定キーワード:Twitter , フォロワー , 龍巳の小説企画
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

龍巳@キチガイ - 一部名前を変えている方もいらっしゃいます、コメント欄で名前を晒すのも止めて下さい。中傷、無断転載も同様です。ルールを守って下さいね。 (2016年10月7日 22時) (レス) id: 3d3a9ea8a1 (このIDを非表示/違反報告)
龍巳@キチガイ - 感想はこちらのコメント欄にてお願いします、TwitterのIDを載せたりするのは絶対にやめて下さい、評価は星とTwitterのふぁぼでお願いします。 (2016年10月7日 22時) (レス) id: 3d3a9ea8a1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:龍巳@キチガイ | 作者ホームページ:ホームページの追加は禁じます。  
作成日時:2016年10月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。