29話 ページ31
早くお母さんのところに行かなくては
そう思い立ち上がろうとするが上手く立てない
立ち上がろうとすると激痛がはしる
足が折れているのだ
もたもたしている間に鬼は着々とお母さんに近寄る
貴方「お母さんっ!!!」
お母さんの事を呼んだころには鬼はお母さんの目の前にいた。
貴方「あ゛ぁぁぁあ!!!!」
早くっ!!!早くっ!!!!
貴方「治れっ!!!!動けっ!!!動けよっ!!!!!!!!」
ひたすら自分の足を殴る。
動かない足に腹が立つ。
貴方「なんで治らないの?!!なんで動かないの?!!!お願いだから動いてよぉ!!!!」
殴った部分から血が流れる
涙が溢れる
痛みで流したものではない
貴方「治ってよ…お願いだからぁ!!」
母「A。」
お母さんに名前を呼ばれた瞬間、世界から音が消えた。
じっとお母さんを見つめる。
母「…人間を守って。人は脆くて儚くて温かい生き物なの…貴方を理解してくれる人は必ずこの世にいるわ。」
話に聞き入り足を殴る手を止める
母「人を恨まないで。…父さんもそんなことを望んでない。」
ゆっくりと鬼が手を振りかぶる
母「絶望しないで。」
母は微笑んで告げた
母「お願い…生きて。」
次の瞬間鬼はお母さんの首を落とした
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芋子 - 夢世_yumese_さん» すっかり忘れてました!ご報告ありがとうございます!! (2020年2月22日 1時) (レス) id: faddf62cd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月21日 15時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芋子 | 作成日時:2020年2月21日 10時