知らなくていい 【煉獄杏寿郎】

24話 ページ26

貴方「わ、私そんなに煉獄さんの事話してた…？？」

炭治郎「はい！！昨日も煉獄Aさんになるのが夢だって言ってました！！」




うわぁ。やらかした。
柱として不甲斐ない。




貴方「あらら…。恋仲ではないよ！私が勝手に好いてるだけ！」

炭治郎「そうだったんですか…！恋仲になれるといいですね！！応援してます！！」



満面の笑みでそう言う炭治郎。
眩しい。眩しすぎる。





貴方「…ありがとう！！！」





応援してくれるのは本当にありがたい。

でも叶わないんだよなぁ。





炭治郎「…？？」




明るくお礼を言ったはずなのに炭治郎は不思議そうな顔をする。




やばい。ひきつってたかな…。




貴方「ど、どうしたの？？」



炭治郎「…いえ！！それよりAさんはいつから煉獄さんの事を好いているんですか！！」

貴方「ええ？！そんなの出会ったときからだよぉ！！」

炭治郎「一目惚れと言うやつですね！！！」


私たち2人は盛り上がった。
まぉ一方的に煉獄さんへのアイを語ってただけだけど。



途中で炭治郎もしのぶさんに呼ばれて診察に行った。




…一目惚れ。そのとおりだ。


貴方「あー。なんか昔のこと思い出しちゃったなぁ」


あれはいつの事だっけなぁ。

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