推し登場 ページ14
「えっと……Aちゃん、あんまり無理して
来なくても………」
「いえいえ、前回のことで学んだんですよ。
あの人は諦めが悪いんです、ちゃんと顔を
合わせてガツンと言ってやらないと」
私は今、クザンさんと長い長い廊下を歩いてい
る。なんのためかというと、それは______
「無理しなくても、七武海会議のお茶汲みなん
て………誰かがやってくれるって」
「その誰かが現れなかったから私がやるんです
よ。いい加減、腹括ってください」
「う"っ……」
クザンさんがビクッと体を震わせた。
たかがお茶汲み程度でこんなにも渋る理由は分
かっている。私のことを心配してくれているの
だ。
特に鷹の目とかドフラミンゴ関連で………
「あ"あ〜……胃が痛いって、こういうことなの
か〜……」
「良かったじゃないですか、センゴクさんの
気持ちが知れましたよ！」
その言葉に、クザンさんは「え〜……！」と、今
まで見たこともないような渋い顔をしていた。
「______よお、Aチャン。久しぶりだな
あ」
会議室に入って早々、ある人物に声を掛けられ
た。特徴的なサングラス。フラミンゴを思わせ
るようなピンクのモコモコなコート。
その瞬間から、クザンさんの雰囲気が重いもの
へと変わる。
「まあ、顔を会わせるのは………お久しぶり
ですね。
ドフラミンゴさん」
言葉を返すと、ドフラミンゴも嬉しそうに……い
や、いつもにやけた顔だが、多分ちゃんとした
笑い顔で応えた。
「フッフッフッ……ああ、そうだなあ」
「………え、」
まるであり得ないものでも見るかのような目で
クザンさんは私たちを交互に見た。
「……青キジ。とりあえず、会議を始めたいので
座れ」
痺れを切らしたのか、奥の席に座っていたセン
ゴクさんが席につくよう促した。
私も、事前に用意していた茶道具を取り出し、
全員のコップにお茶を淹れて回る。
クザンさん、視線がかなり痛いですよ。
ドフラミンゴが特徴的であまり気にしてなかっ
たけど、今回は前回の会議よりも人が揃ってい
るようだった。
ジンベエ、鷹の目、クロコダイル、ドフラミン
ゴ………そして、バーソロミュー･クマや、ゲッコ
ー･モリア………それから_____________
(ハ、ハハハハハンコック様がいる……！？)
今回の会議室は海軍本部でした→←この世界の狭間で(神様目線です)
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セルリーゼさん(プロフ) - どうやってもパスワードが認識できなくなったため、これからはこのアカウントで投稿したいと思います。ご迷惑をお掛けしてすみせん。 (2020年5月27日 6時) (
レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！これから物語を進めていく内の視野に入れておこうと思います！これからもご愛読お願いしますね！ (2019年11月25日 22時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみで面白かったです。リクエストで赤髪との再会とマルコとローとの絡みとサッチとエースの救済をお願いします。あとオチが決まってないならローかエースをお願いします。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年11月24日 10時) (レス) id: 8276d311bf (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 灰斗くんさん» ありがとうございます！返信遅くなって申し訳ありませんでした……これからもよろしくお願いします！！ (2019年9月23日 18時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
灰斗くん - めちゃくちゃ面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年9月21日 21時) (レス) id: 70c0107070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヲリ | 作成日時：2019年6月16日 11時
