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○けいと扇風機 ページ1

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「あ、けい、また勝手に扇風機つけてる」

「にちゃ、にちゃ」

「ん?なに、けい」

「てん、てんぷぅ」

「うん、扇風機ね」


この頃、頻繁に喋るようになってきた。
ちなみに年の離れた弟の慧は2歳。


「けい、おしゃべりじょうずだね」

「じょじゅ、じょじゅ、」


可愛いったらありゃしない。


「おひざの上おいで」

「にちゃ、じゃ」

「うん、おひざ」


慧はおひざって言ってるつもりらしいけど
じゃ、ってなっちゃうんだよね。

そんなとこも可愛い。さすが俺の弟。


「すげぇかわいい」

「にちゃ、もぉ」

「んは、ありがと」

「けい、ご飯にするか」

「ん!ん!」


「おいし?どう?」

「んま、んま」

「うまいって言葉誰から教わったんだよ、笑」


ごはんも完食しておねむタイム。
いつも俺の腕のなかでウトウトするもんね。


「ん、ん、ふぇぇ、っ、」

「ねむいね、ねむいね」

「にちゃ、っ、ん、ぅ」


そのあともぐずり続け、なんとか眠りに入った。
お世話も疲れるもんだ、と何回目かの実感。




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○けいとお留守番→



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作者名:まる | 作成日時:2019年5月25日 20時

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