【銀魂】ラブコメ、だなんて…【高杉晋助】

☆ ページ35

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「いやー、一日目は無事に終わりましたね！」

「無事か？何度か不良に……」

「終わりましたね！」

「お、おう……」


土方先輩が気圧されたように笑った。
まあ、実際大変だったけど。
それこそ不良に絡まれたり、土方先輩が不特定多数に絡まれてる(意味深)漫画を見つけたり。
あれは怖かった。
でもその漫画はこっそり後で晋助さんと会長に渡そう｡多分きっと面白いものを見れる自信がある。

さて、一日目の前夜祭。
激しくヘドバンするロックンロールなバンドを後目に、簡単な片付けをする。
主にゴミ拾だ。


「総悟、てめぇ俺にバズーカー向けるな！ゴミ拾え！」

「だから俺はゴミを排除しようとしてたんじゃねぇですかい」

「誰がゴミだ、殺すぞ！それから坂田！売れ残りのチョコバナナ食ってねぇでお前も手伝え！」

「土方ァ、お前は全くわかってねぇ。ゴミはな、拾う物じゃなくて、無くす、もしくは減らすべき物なんだよ。だから俺はこうしてゴミになる前に消滅させてるってわけ」

「うるせぇ！どんな屁理屈だ働け。神威！お前もだ！」

「えー？俺も？めんどくさいなぁ」


とかなんとか言って、手伝ってくれる神威。
この３人の中では1番可愛いだけはある。
ほら、今もアホ毛がぴょこぴょこ……

ダメだ、萌で血を吐いて死ぬ。

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