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人を見る目は、あるつもりだ。
元々の才もあるだろうが、クソみたいな親の元で育ったからなお更に。
だからわかる。
あの教師は面倒くさいと。
猪突猛進。視野の狭く、馬鹿な男だ。
そんな男が屋上にわざわざ呼び出して生徒指導をするか?
答えは簡単。否。
多方、Aに惚れているんだろうが……
問題は本人がそれに気付いていない事にある。
さっきの言葉は「相談しろ」じゃない、「報告しろ」の意味なんだぞ。
まあ、そこがAらしいっちゃあAらしい。
愛だの恋だのを知らないウブな少女だ。
だからこそ惚れたっているのもある。
けれどもう少し危機管理して頂けないだろうか。
彼氏である俺の方が見てて冷や冷やする。
(……まあ)
惚れたはったは個人の自由だ。
問題は俺のものに手を出すかもしれないという事にある訳で。
しかもAは先生殿を信頼仕切っているときた。
(さぁて、どうしてやろうか)
まあ、当分は様子見だが。
……Aになにかしやがったらぶっ殺してやる。
あいつは俺のもので、俺の宝だ。
それを取り上げようするなんざ、万死に値するんだよ。
その事を身に染みて教えてやるからな。
楽しみにしてろよ……?
「ほら、眉間のシワ伸ばしてください」
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黒川紫光(プロフ) - キュンキュンしてます!これからも頑張って!続き楽しみにしてます! (2019年12月26日 2時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 七重さん» ありがとうございます!励みになります……これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年12月18日 18時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
七重 - とってもこの作品面白いです!作品作り頑張ってください! (2019年12月18日 16時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田レイア | 作成日時:2019年12月11日 20時