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見るも無残な状態の会長を無視して晋助さんに向き直る。
なんか、あれだね!
晋助さん呼び慣れてきたね!
「で、何話してたんだ?」
「実はカクカクシカジカ四角いムーブでして……」
「そのネタ、古くねぇか?……まあ、取り敢えず把握した」
把握出来たんだ。すげぇな。
「でもダメだ。危ねぇだろ」
「や、でも気になるし……ほっといてさらに面倒事になった方が困るじゃないですか」
晋助さんはううんと考え込む。
と、土方先輩が困ったように笑った。
「ちゃんと護衛すれば大丈夫だって。俺も手伝うからよ……な?高杉」
「……Aになんかあったら銀時処刑な」
「なんで俺!?」
「もちろんいいぜ、高杉。坂田処刑で」
「ちょ、酷くない!?」
「むしろ何事もなくても会長は処刑でいいんじゃないですか?」
「Aちゃーん。そろそろ銀さん泣いちゃう」
「勝手に泣いてろクソ白髪……にしても神威と沖田遅ぇーな」
「確かにな。流石の総悟でも今日はサボらねぇだろうし」
「神威くんも来るって言ったよ」
ふ、と沈黙が訪れる。
なんだかんだ年長組は面倒見が良いらしい。
顔に大きく心配の字が浮かんでいるのが証拠だ。
「ふふふ、私探しに行きましょうか?」
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黒川紫光(プロフ) - キュンキュンしてます!これからも頑張って!続き楽しみにしてます! (2019年12月26日 2時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 七重さん» ありがとうございます!励みになります……これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年12月18日 18時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
七重 - とってもこの作品面白いです!作品作り頑張ってください! (2019年12月18日 16時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田レイア | 作成日時:2019年12月11日 20時