引退したら、大変だった件について＿＿＿＿2

㉗ ページ27

(ゴン｢なら、Aが燃やすのは？！｣


と聞くが、私は首を横に振りながら、ダメだ！と言う


『毒蛇を燃やした死骸から発生する毒素が

今の状態(････)のレオリオには、悪すぎる！｣


と、拳を握りながら言う。


(クラ｢バーゴン!!!!!!お前の望みはプレートだろ？！

プレートなら、全て渡す!!!!!!

今すぐ私たちもここから出せ!!!!!!｣


と、バーゴンの方向を見て言うが、


(ポン｢無駄よ……｣


その声にポンズの方を見る。


(ポン｢彼はもう、死んでいるから……｣


それを聞くとバーゴンをじっくり観る、


そして、唾が垂れ流しながら、目が死んでいる…


本当に死んだ状態(･････)だった。


(クラ｢ﾅｯ…死んでいる。｣


信じられないような目線で見る


クラピカ、ゴン、私……


後ろをむくと、出口の周りに溜まっている蛇達…


まじで、燃やしてぇ←


(クラ｢罠を張った張本人が死んでしまったというのか？！

何故だ…｣


クラピカがポンズに聞くと、ポンズは口を開く…


(ポン｢私が殺ったの…｣


その声に驚くゴンとクラピカ…


(ポン｢方法は、企業秘密…｣


そう言うと、クラピカは、｢レオリオを頼む｣と言い、組んでいた肩を離す…


そして、バーゴンの近くに行き、触ろうとすると


上から蛇が落ちて、バーゴンを囲む…


『上にも居んのかよ…』


呆れながらも上を見ると、沢山いる蛇達…


どうやって上に溜まってられるんだよ、


ス〇イダー〇ンかよ←


つか、重力守れよ←


と、呆れる私…


(ポン｢無駄よ、

彼を調べることは不可能……

彼に触れるか、この洞窟から出ようとする。

このいずれかの条件を満たすと、蛇が一斉に攻撃してくるようになる。｣


と、クラピカに言うポンズ…


クラピカは、それを聞くと、バーゴンを見て、


口を開く


(クラ｢毒を持って、毒を制すか…｣


え、何その言葉カッコイイ←


と、場違いなことを考える私


(クラ｢傷口から見て、凶器は痺れヤリバシだろう…

死因は、恐らくアナフィラキシーショック｣


名推理をクラピカがしてる最中に


ゆっくりとレオリオを寝かす


(ゴン｢アナフィラキシーショック…？｣


(クラ｢人間の体には一度蜂に刺されると、

その蜂に対する抗体が出来る

だが、抗体を持った人間がまたその蜂に刺されると

アレルギー反応を起こす

この反応が激しい状態をアナフィラキシーショックという

場合によっては死に至ることもある｣

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