兄貴 ページ12
Reo side
「もう寝てるじゃん、A」
気がつけば、空のガラスを残して爆睡中のA。
裕太「昔からそうやからねぇ…
一回スイッチ切れると、そう簡単には目覚めない」
「…昔って_____AがGENEの専属になったの
半年前じゃないっすか」
ほんまに赤ちゃんみたいやなぁ、とAのほっぺをむにむにとひっぱる裕太くんの姿。
やはり…かなりの変わり者、と言うべきだろうか。
「俺が送って帰ります」
裕太「そやな」
当たり前やろ、と言った感じで俺をニヤニヤと
見つめる裕太くんは一体どんなことを想像しているのだろうか。
裕太「襲わんといて______
「襲いませんって」
裕太「Aは…玲於が思ってる以上に、玲於のこと本気やし、ふざけてへんで。」
急に改まったように、真剣な表情になった裕太くんの
雰囲気に流され、俺も思わず持っていた携帯をテーブルの上に置いた。
「…分かってます」
裕太「子供っぽいところ多いんやけど、実は繊細なところも沢山ある。」
「…はい、」
裕太「玲於のこと、大好きなんやって。
さっき玲於が来る前ずっと言ってたで。
そやから俺がさ、玲於をここに呼べばええやんって
ずっと言ってんのに、メールするまで1時間かかった」
「え…居酒屋こない?ってメール、Aからなの」
裕太「…Aに内緒な」
裕太くんは優しい目になり、Aのくるくるの髪をそっと撫でた。
「裕太くんって、Aの兄貴みたいっすね」
裕太「…せやろ、」
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ふたば(プロフ) - Kanaさん» ありがとうございます(; ;)お勉強が進むように、移行早めに頑張ります!笑 (2019年11月22日 22時) (レス) id: 3c0b035ed0 (このIDを非表示/違反報告)
Kana(プロフ) - 先が気になりすぎて勉強できません;;笑表現の仕方や展開の仕方が好きすぎて、ずっと読んでられます更新楽しみにしてます! (2019年11月22日 21時) (レス) id: e5b1fdf679 (このIDを非表示/違反報告)
ふたば(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!頑張ります…! (2019年11月22日 21時) (レス) id: 3c0b035ed0 (このIDを非表示/違反報告)
A - これめちゃめちゃ好きです!!れおくん大好きなので!!更新がんばってください^^ (2019年11月22日 17時) (レス) id: 8bf71aaddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたば | 作成日時:2019年10月27日 15時