お弁当とダンスお届けに参りました。Part2

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環「俺、行き別れた妹がいて...妹が俺を見つけられるように、もっとテレビ出たいんだ...
だから、デビューさせてもらえるところに移ろうと思って...」

三月「そこから話せよ！」

A「もう！ちゃんと言ってくればいいのに！」

一織「いきなり抜けるなんて言ったら驚くでしょう！」

環「ご、ごめん...」



行き別れた妹って...
確かにテレビに映った方が相手から見つけてくれるよね
環が施設育ちなの知ってたけど、なかなか苦労してるのね...


ナギ「オーライ。環テレビに出られればOK？」

環「YES...。」

ナギ「グッド！シャチョーさんにお願いして、私たち7人デビューしましょう！ワタシたちの歌、ワタシたちのファン、いっぱいいっぱい増えました。デビューOKデース！」

三月「ナギが決めていいのか...？」

大和「社長に交渉か...。よし、やってみるか！マネージャー！」

紡「分かりました。社長に時間貰ってきます。」



そう言って、紡は社長室に走っていった
まさかの社長に直談判って...やるねー！
しかし、ついにデビューかー！
デビュー祝いに懐石弁当奢ってやろうかしら...

なんて考えていたら、紡が戻ってきた
時間もばっちりとれたようだ



音晴「いいよ。僕からも言おうと思ってたんだ。」

陸「ほんとですか...！」

音晴「ああ！今がタイミングだ。それに八乙女が動いたなら悠長なことは言ってられない。
壮五くん。」

壮五「はい。」

音晴「環くん。」

環「うす。」

音晴「君たち2人をデビューさせる。」

紡「え...。」



2人だけ...？
7人でデビューするわけじゃないの？
みんなも驚いている
陸はがっかりしているし、社長に問い詰めている



紡「み、みなさん待ってください！社長は時々テストのようなことするんです！そうですよね？」

音晴「...すまない。本来ならゆっくり時間をかけて7人揃ってデビューさせてあげたかった。だけと、八乙女に目をつけられてしまった。彼は容赦のない男だ。

引き抜きに失敗したら、他に使えぬよう徹底的に潰しにかかるだろう。

2人を守るため...ひいてはIDOLiSH7を守るため、悪いけど君たちを分断する。
残った5人は、準備が整うまで育てていくつもりだよ。」

大和「避難代わりに2人をデビューさせるってことか...。」



IDOLiSH7を守るため...
そう聞こえはいいが、メンバーからしたら複雑な気持ちでしかない
しかし、社長が言うのだ
他に対策はないのだろう

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