〈Ｎｏ.１０〉許してもらえた？ ページ28
マ［おや、どうしました？ゴースト］
ゴ「その、あー…なんや…あれ…」
いざとなって言葉が出てこない
目の前には紳士的な笑みを浮かべているマスターと
その横でフォーク片手にもぐもぐしているナインティ
マスターの笑みがさらにゴーストを緊張させる
ゴ「その…すんまへん…」
マ［どうして謝るのですか？］
キョトンとしているマスター
じんわりと汗が滲む手の平をぎゅっと握りしめる
ゴ「…わい、マスターに内緒で…その…戦争…
行ったんや……で、報告…忘れてた…
本当反省しとる……すんまへん…！！」
マスターに向かい頭を下げる
しばらく下げていると背中をナインティに軽く叩かれた
ナインティの方を見るとケーキを頬張りながら
前を指していた
前を見ると不機嫌そうなマスターが文字を打っていた
マ［怪我は？］
ゴ「怪我…は…マグとホクサイに…」
マ［そうですか……ゴースト、頭を］
ゴ「っ…！！」
覚悟を決め、マスターに頭を差し出す
何をされるのだろうか、不安がMAXだ
だが次の瞬間、チョップされた
ゴ「……へ？」
マ［今度からは私に絶対、報告すること
ではないとモーゼルに言いつけますよ］
ゴ「そ、それは嫌や！！……分かったわ」
マ［…素直でよろしいです］
そう打ち込んでゴーストの頭を軽く撫でた
部屋の外へ出ていく
すると角からホクサイが現れた
ホ「ねね、どーだった？」
ゴ「…………やったわ」
ホ「え？」
ゴ「意外と…優しかったわ…チョップされた…」
ホ「チョップ？叩かれたんじゃなくて？チョップ？」
ゴ「へー、まあマスターのことだし…ねぇ？」
ホクサイは「まーよかったじゃん！」とヘラヘラしていた
ゴーストはまだ心臓がバクバクと鳴っている
そして、もう一生無断で行かないと決めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く
どうでもいいですけど、マグってマグネシウムから
名前を取ってます。
Mgはマグネシウムの化学式で、マグの銃種もMG4ですから
〈Ｎｏ.１１〉世界帝軍のメイド→←〈Halloweenなので(番外編)〉
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ウィルゴ・パルテノス - スター君やツヴァイ君やマグ君にイメージCVを付けてください (2019年3月7日 20時) (
レス) id: fb4bdb410b (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - はじめまして陽香です(^_^)いつも楽しく読ませていただいております!オリジナル現代銃が面白いキャラだなと思います!ストーリーの内容も読みごたえがあって面白い内容だと思います(^_^)今後も応援させていただきます(о´∀`о)頑張って下さい! (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d667bef81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑 | 作成日時：2018年5月18日 0時
