〈Ｎｏ.６〉サイコパスな仲良し ページ21
8「…マスターから休暇貰ったけど暇すぎんだろ…」
とある日の午前
基地内をウロウロと歩き回る89
戦争へ行き、見事に勝利して帰還し、
いつもの通り褒められて休暇を貰ったのだ
休暇は５日か６日あり
89はその間で溜まっていたゲームを全て終わらせ
暇していたのだ
8「やべぇ…暇すぎんのも駄目だな…」
頭を掻きながらブツブツと呟く
するとどこからが声が掛けられた
エ「あら？89ちゃんじゃない」
8「ゲッ、エフじゃねえか…」
エ「あら？なあに？その反応
まるでアタシに会いたくないみたいじゃない」
8「(実際そうなんだよな…)」
いつもの調子で話すエフ
暇をしていたし、話す分にはちょうど良かった
エ「ねえねえ、そういえば今朝からマグちゃんと
ホクサイちゃんを見かけないんだけど
89ちゃん知らない？」
8「マグとホクサイ？サイコパス野郎共じゃねえか
知らねえよ。」
エ「えー？」
8「なんだよ、なんか用事でもあったのか？」
エ「んーん、ないわよ
ただいないわねー、って言ってるだけ」
8「ほー……ん？あれ、マグじゃね？」
エ「あらほんと
ねえ、89ちゃん、反対の通路から
ホクサイちゃんが」
8「え？あ、マジだ」
急いで通路の影へ隠れる
そっと彼らを覗いてみる
マグは何故か白衣に血が飛びちっていて
ホクサイは「あっははァ〜」と笑いながら
楽しそうにスキップしている
が、その手には自身の腕が握られていた
8「……何やってんだ？あいつら…」
エ「さあ…あ、止まったわ」
２人は反対どうしの通路からやって来て
ピタリと止まった
ホ「マグクンじゃァないかァ〜
あっれれェ？その白衣どうしたのォ？」
マ「やあ、ホクサイ
これですか？先程まで解剖していてですね…
腹をかっ捌いたら血が止まらなくって…
死んだら元も子もないんで止血しようとしたら
タオルがなくてですね
とりあえず手で押さえてたんです」
ホ「どうなった？」
マ「結果止まらず、私の手術室がもうそれはそれは
血の海で…今は兵士に掃除させてるんです」
ホ「大変だねェ〜」
マ「貴方は腕、どうしたんですか？
というより貴方、今日は戦争では？」
ホ「ささっと終わらせたらさァ
まだ息があったみたいでねェ
この通り！
マ「あらあら」
マジマジと切断面を見るヤブ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続か
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ウィルゴ・パルテノス - スター君やツヴァイ君やマグ君にイメージCVを付けてください (2019年3月7日 20時) (
レス) id: fb4bdb410b (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - はじめまして陽香です(^_^)いつも楽しく読ませていただいております!オリジナル現代銃が面白いキャラだなと思います!ストーリーの内容も読みごたえがあって面白い内容だと思います(^_^)今後も応援させていただきます(о´∀`о)頑張って下さい! (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d667bef81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑 | 作成日時：2018年5月18日 0時
