ALLYになれるグレーなあくび式セクマイ辞典

セクシャルマイノリティを定める三大要素 ページ3

では、様々なジェンダーについてお話する前に、大前提の基本事項をお話したいと思います。
(前置き長くてすみません汗)



セクマイを定める上で、判断基準となる重要な要素が３つあります。

この３つの関係性が組み合わさることによって、人それぞれのジェンダーは決まります。



まず１つ目は、「体の性」です。

医学的に女性か男性かを判断します。
これは、その人の考え方や周りからの見え方に関係なく、男性か女性かを判断する基準になります。

そして２つ目は、「性自認」です。

これは、自分をどういう性として認識しているか、という要素になります。
例えば、体が女性でも、自分の性を男性と認識しているのであれば性自認は「男性」になります。

そして最後、３つ目は、「性的指向」です。

これは、自分にとってどのような人を恋愛対象又は性的対象として認識しているかということです。
この対象として認識している性によってジェンダーが変わります。
「性的指向」の字を”志向”や”嗜好”にしてしまうと大幅に意味が変わってきますので
お気をつけください。



これら３つを僕のジェンダーに実際に当てはめてみると、

体の性：女性

性自認：不明、模索中

性的指向：男性、女性

となります。

まず、体の性の「女性」と性自認の「不明、模索中」は不一致です。
よって僕は女性ではありません。
後々詳しくジェンダーについてはご説明しますが、「不明、模索中」はQ(クエスチョニング)という性に当てはまります。

そして次に性的指向ですが、僕の場合は「男性、女性」です。
なので、B(バイセクシャル)に当てはまることが分かります。

これらのことから、僕はQとBというジェンダーである、ということが分かります。


僕がこの三大要素を知ったのは自分のジェンダーを探し始めた最初の頃だったので、
自分のジェンダーが不安定になるたびにこの三大要素に当てはめていろいろ考えました。

かなりお世話になりましたし、今も自分のジェンダーが揺れ動いたときは咄嗟に頭の中に
浮かび上がるくらい、お世話になっています。(笑)



こうして条件に当てはめてみると、かなりスッキリするので、

悩んでいる方はこの三大要素に当てはめて考えてみるのをお勧めします。


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ようやく次回から、ジェンダーをご紹介できそうです！

たくさんの閲覧、評価、ありがとうございます。

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