きっかけ２ ページ4
周りの友達が、好きな人がいるかどうかの話をしていたときのこと。
当時僕には、好きな人がいませんでした。
でもそれはそれ、恋バナに参加拒否権はなし。
みんなが好きだというクラスメイトを見てもいまいちピンとこないなと思っていると、
唐突に好きな人はいないのか、と聞かれてものすごく困ったのを覚えています。
それで好きな人はいない、と言うと適当な人をあてがおうとする友達。
好きな人がいないことは、そんなにもいけないことなのだろうか。
正直小学生の恋バナなんて気にもとめる必要もない些細なことなのですが
当事者からしたら周りと違うことは大問題。
適当に、仲が良かった男友達の名前を上げてその場をやり過ごしました。
もう名前忘れちゃったけど、鈴木(仮)、ごめん。
そこから、女の子たちと話すのが億劫になって余計に男友達とつるむことが多くなりました。
そんな男らしさに磨きがかかった僕(笑)は、親のある一言で自分を閉じ込めるようになります。
最初は、なんてことない会話でした。
でも、男の子らしい格好や髪型に憧れる僕に親はなんの悪意もなく、疑問をぶつけてきました。
「あくびは、男の子になりたいの？？女の子なんだから、もっと女の子らしくしないと。」
苦しかった。いつもは素の自分でいられた親の前で、はじめて生き辛い、と感じました。
僕が望んでいることは、親からは望まれていない。
そう認識した途端、
僕は、僕らしくいちゃだめなんだ、ちゃんと女の子らしくしなきゃ。
と思いました。
当時LGBTQという言葉すら知らなかった小学生の僕は、
こうして自分を閉じ込めることでしか、うまく生きていくことができませんでした。
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fubuki(プロフ) - こんにちは。僕、最近自分は何なんだろうなと思い始めて、あなたの作品を読んでグレーだと確信しました。ずっと自分の事が気持ち悪くて堪らなかったのですが、僕と同じような人も沢山いるんだ。僕が変な訳じゃないんだと安心しました。この作品を作ってくれてありがとう (2020年11月24日 21時) (
レス) id: 8d00889b6b (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - 少し楽になりましたありがとうございます 長文失礼しました (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - いるため相談できる人もいませんでした。2.3人の友達には話していますが中学にはいってからは話している友達がいなくて気持ち悪いです。 このお話で心が (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - 失礼します 俺もグレーです。自分がなんなのかは探し求めているところです。この世界に私は何として生きればいいのか悩んでいました。ついこの前自分の性別が急に気持ち悪くなり、可愛いと言われるのに抵抗を感じたのがきっかけです。おやは性別の障害を少しバカにして (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
グレーなあくび(プロフ) - はぁぶ。＠5年さん» コメントに返信させていただきました。お時間がありましたらぜひ御覧ください。 (2020年8月4日 17時) (レス) id: 068b1137eb (このIDを非表示/違反報告)
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