疑似恋愛カップルの日常【実話】 (ページ9)

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8．やけくそのポ◯キーゲームページ9

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とうとう、来てしまった。

この日が。

そう、１１月１１日。

棒と棒と棒と棒で、棒の日！！！

世の中のポ◯キー＆プリ◯ツ信者たちの宴が開かれる日である。

僕はちなみに極細を愛してやまない極細チョコ信者。

この日には、学校中に棒状のお菓子があふれ、もらい放題なのである。

もちろん、女子校の非リア充たちも前日から盛り上がって明日は何をもってくるだとかを

やいのやいのやっている。

そしてそれはうちのハナさんも例外ではなく。

ハナ「明日、ポ◯キー＆プリ◯ツの日じゃん！！！！！！」
ハナ「ハナも持ってこよーかな！！！チョコがいいよね、やっぱり！！！」

『絶対、極細がいい。ハナ、極細持ってきて』

ハナ「しょうがないなぁ、あくびくんのために買ってくるか」

「そこのカップルは絶対やれよ、明日」

『え？なにを？』

「ゲームだよゲーム」

『えーなんのゲームか知らんけど、先生にばれないようにせんとゲーム機没収よ？』

「え、知らんのか、ハナの旦那」

『旦那じゃないし、知らん』

「「「まじか、、、」」」

ハナ「ポ◯キーゲーム知らないの？」

『ごめん、知らない。明日までに調べて報告するわ』

「「「真面目か」」」

ハナ「じゃあ、明日絶対やろうねとりあえず約束して！」

『ん、ええよ』

なんでオッケーしたのかわからんが、あのときの自分、グッジョブ。

そして当日の自分、どんまい。

知らんかった。ポ◯キーゲーム。

むりむり、キスとかできん、絶対。。。

ここは辞退を、、、

「当然、やるよなぁ、？？」

『いや、えっっと、その、なんというか』

「我々はこの目と耳と鼻で、しっかりと契約の場は記憶しているんだよねぇ」

『、、、知らんかったし、、、恥ずかしすぎでしょ、無理』

「おい、最終兵器、やっちまえ」

ハナ「昨日、約束したのにもう忘れちゃったの、？？」

『いえすみません一言一句覚えております精一杯やらせていただきます。(ハナかわいい無理)』

はい、どうもチョロいあくびことチョロびです、皆さんこんにちは。

だって、かわいかったんだもの。
しょうがないじゃん、ここまできたら腹くくるわ。

ハナ「じゃあハナがくわえてるから、あくびくんかじってきて！」

『まじかよ、きつすぎ』

「こりゃ今までで一番のいちゃつきじゃないか？？」
「さっさとやれよ、彼氏！」

(ハナがむっちゃ待ってる、、)

『あーもう、、かじればいいんだろ、かじれば！』

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