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秘宝141【ゴーストマリッジ】 ページ41

オ「みんなで兄さんを助ける方法を考えよう!」
カ「まずは腹を割って新婦側と話してみたらどうだ?
一席宴でも設けてさ!
ちゃんと事情を説明したら
イデアを解放してくれるんじゃないかな。」
いや…カリム先輩…そんな簡単に行かない気がするけど…
ル「素敵な案だね、黄金の君【ロア・ドゥール】。
……だが、ずっと花婿を求め続けた花嫁を
そう簡単に説得できるかな?
私だったら、絶対に愛おしい人を手放しはしないね。」
そう…ずっと待った花婿だもん…簡単に手放しはしない…
まるで…どっかの人魚みたい…
レ「結局、力づくでわからせてやらさしかねえってことだろ。」
ヴ「それができないから、アタシたちみんな
ここに逃げてきたんじゃない。
もう忘れたの?」
流石サバナクロー寮の寮長…
考え方が脳筋…いや…パワフルだなぁ…
ク「ええ。真正面から戦っても
ゴーストを"倒す"ことはできません。
ゆえに敵に回すと非常に厄介な存在です。
戦うのは極力避けるべきでしょう。」
学園長無謀な作戦だって言うのは分かってたんだね…

リリ「ゴーストか……ふむ。
サム坊はゴーストや魂などの
スピリチュアルな方面に詳しいぞ。
あやつに相談してみてはどうじゃ?」
…サム坊って……まさか…だよね?
デュ「サム坊って……
まさか購買部のサムさんのことですか?」
リリ「うむ。
あやつのひいひいじいさんと知り合いでのう。」
……リリア先輩一体いくつなんだろう…
と言うか……絶対学生の歳じゃないよね…?
ケ「相変わらず、どこまで冗談でどこまで本気なのか
わかんないトークだねぇ……リリアちゃん。」
いや…ケイト先輩…冗談じゃないと思うけど…
ク「ではさっそく、購買部に行ってみましょう!」
あ、学園長…ツッコミはナシなんだ…
【購買部-Mr.Sのミステリーショップ-】
サ「やぁ、学園長に小鬼ちゃんたち。
みんなでゾロゾロと今日はなにをお求め?
……なんてね。もう知ってるさ。
花嫁ゴーストの件だろう?」
なんで要件…話す前に知ってるのか…聞きたいなぁ…
リ「随分話が早いね。まるでボクたちがここに来ることがわかっていたかのようだ。」
サ「にっひっひ。俺には、情報を教えてくれる
秘密の仲間がいるからね。
……しかし厄介なことになったねぇ。
ゴーストというのは、強い"未練"によって
この世に引き留められている存在。
一時的に魔法で消すことはできても、時間が経てばすぐに復活してしまう。
"未練"を取り除かない限りあの世に送ることはできないよ。」

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哭狼 - 刹那さま、続編おめでとうございます!オリジナル編は夢主がアリエルの子孫で少しでも知れて良かったです!胡散臭かったので双子が引っ掛かってなくて安心しました、夢主への愛情深さも再確認が出来て嬉しかったです。この作品が素敵で大好きです。 (2020年6月26日 3時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2020年5月23日 22時

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