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秘宝120 ページ20

グ「へ、へん。
オメーもたまにはマトモなこと言うじゃねーか。
オレ様だけ魔法使うのも大人げねぇから
今回は勘弁してやるんだゾ。」
ユ「……んん?」
主「……2人共何か変だよ…」
デュ「自分たちで喧嘩をやめるなんて珍しい。
いつもなら教室が黒焦げになって学園長が飛んで来るまでやめないのに。」
そうなんだ…この2人が大人しく喧嘩を辞めるはずがないのだ…
一体この2人は何があったんだろう…
エ「別に〜?パンくらいのことで狸と張り合うの馬鹿馬鹿しいなって思っただけだ。」
グ「にゃに〜!?
オメー本当に一言多いんだゾ!」
…私から見たらどっちもどっちだと思うけど…
そのままエースとグリムが喧嘩をしない状態で教室に入り席に着いた…
予鈴がなるとクルーウェル先生か答案をもって教室に来た…
クル「よし仔犬ども、授業を始めるぞ。
行儀よくおすわりしろ。今日はまず、テスト返却を行う。」

デュ「いよいよか。」
グ「にゃっはー!テスト返却!センセー早く!」
クル「グリム、はしゃぐんじゃない。
ステイ、ステイ!!」
デュースが気合いを入れてるのは分かるけどグリムのはしゃぎよう…絶対何かある…
クル「では出席番号順にテストを取りに来い。1番!」
呼ばれた番号順にテストを取りに行く…
あ……98点…ここ間違えたんだ…
エ「やった!92点!」
デュ「88点!
お、俺が8…点以上を取れる日がくるなんて……。」
グ「見ろ、ユウ、綾乃!
オレ様、85点だゾ!」
ユ「みんなスゴイ!」
主「…3人共やればできるんだね…」
私もユウも赤点を見事回避した3人に声をかけた…
デュ「これで留年せずに済む……っ!」
デュースそこまで喜ぶんだね…
クル「お前たち今回はかなり勉強したようだな。
小テストの時に比べてかなり……いや、だいぶ、ちょっとおかしいくらいに
平均点がアップしている?」
やっぱり…クルーウェル先生も変だとは思ってるみたい…
そりゃ急にテストの点が上がれば誰だって怪しむよ…
エ「え、おかしいって……どういうこと、先生?」
クル「魔法薬学のテストは全学年が平均点90点を超えている。
魔法史もなかなか良い結果だったとトレイン先生から聞いてるぞ。」
デュ「えぇっ!?」
グ「ふなぁッ!?」
エ「ちょっと、ヤ〜な予感……。」
……エースのそれは多分ちょっとヤな予感じゃないと思うよ…
クル「成績優秀者、上位50名は廊下に名前が張り出されるから楽しみにしておけよ。
では、授業を始めるぞ。テキストを開け。」

2020.6.14

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哭狼 - 刹那さま、続編おめでとうございます!オリジナル編は夢主がアリエルの子孫で少しでも知れて良かったです!胡散臭かったので双子が引っ掛かってなくて安心しました、夢主への愛情深さも再確認が出来て嬉しかったです。この作品が素敵で大好きです。 (2020年6月26日 3時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2020年5月23日 22時

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