秘宝112 ページ12
その日はそのままオンボロ寮に帰った…
それにしても……あんなにちやほやされてどうしたいんだろ…?
あー…明日の教科書とかどうやって持っていこうかな…
なんて考えながら歩いているとオンボロ寮に着いた。
主「……ただいま」
ユ「おかえり。お風呂できてるよ。」
タイミングよく自室から出てきたユウにそう言われ
お礼を言い自室に向かう…
……とりあえず今日はお風呂入って寝よ…
自室からパジャマを持ちお風呂に入り着替えそのまま眠った…
【夢】
?「なんでこんな事も出来ないんですか!?」
ごめんなさい…お勉強頑張るから…
?「〇〇様はこれくらい出来るのに…」
ごめんなさい…ごめんなさい…出来なくてごめんなさい…
?「あんたなんか産まれてこなきゃよかったのに!!!」
待って…もっと、もっといい子になるから捨てないで…!
?「〇〇様はちゃんとした人間なのに…綾乃様はなんで異形の者に…気持ち悪い」
ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!…そんな事言わないで…
主「もう…もうやめてぇぇぇぇ!!」
深夜に自分の叫び声に驚き飛び起きた…
主「はぁ…はぁ…」
なんで…なんであんな夢今更…
主「……最悪…」
結局その後一睡もすることなく朝になり学校に向かった…
主「……眠い…」
おかげで眠いのに眠れず睡眠不足になった…
え?睡眠不足になるの早いって?
あの夢のせいでかなり精神的に来てるから仕方ないよ…
何とかお昼休みまで起きてれた…
お昼休みに中庭の大樹に凭れ目を閉じる…
まぁ…目を閉じたって眠れないんだけど…
フ「あはっ♡人魚ちゃん見っけた〜♡」
ジェ「おやおや、お休みのようですね。」
フロイド先輩とジェイド先輩が来た…
……体力使いたくないしこのまま大人しくしてよ
結果…寝たフリしました。
フ「にしてもさ〜プランクトンちゃんベタベタしてきてうぜー。」
ジェ「そうですね。
正直ベタベタされ過ぎて御遠慮したいです。」
うわぁ…愛梨ちゃん2人にボロクソに言われてる…
愛「ジェイド先輩〜フロイド先輩〜そろそろ授業始まっちゃいますよぉ〜♡」
タイミングよく愛梨ちゃんの甘えた声が聞こえた…
うわぁ…きっと2人に駆け寄ってきたんだろうなぁ
フ「は?プランクトンちゃん一人で行けばいいじゃん。
ジェイドぉ人魚ちゃん連れてくね〜」
そう言い私を抱き上げるフロイド先輩
あの……恥ずかしい…
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哭狼 - 刹那さま、続編おめでとうございます！オリジナル編は夢主がアリエルの子孫で少しでも知れて良かったです！胡散臭かったので双子が引っ掛かってなくて安心しました、夢主への愛情深さも再確認が出来て嬉しかったです。この作品が素敵で大好きです。 (2020年6月26日 3時) (
レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2020年5月23日 22時
