双子人魚の宝物(者)

秘宝33 ページ33

リ「好きにいえばいいさ…。
ボクが寮長になって1年。ハーツラビュル寮からは1人も留年者・退学者も出していない。これは全寮内でハーツラビュルだけだ。
この寮の中でボクが一番成績が優秀で、一番強い。
だから、ボクが一番正しい!
口答えせず、ボクに従っていれば間違いないんだ!」
デュ「そんな……!」
主「だから何?
留年者が出てないのはリドル先輩がルールルールって言ってるから早く学園から卒業したかっただけ…
退学者も同じ感じでしょ?
退学したい…何ていえば『オフ・ウィズ・ユアヘッド』そりゃ誰も退学したいです…何て言えないよね?
それに寮内で一番成績が優秀で、一番強いのはいいけど…卒業後その性格でリドル先輩は社会に出て馴染めるの?
自分が正しい、口答えせず自分に従え…言ってることはただの子供の戯言だ」
リ「うるさい、うるさい!
ボクだって、やりたくて首をはねてるわけじゃない。
お前たちがルールを破るからいけないんじゃないか。」
ト「………。」
リ「ボクに従えないのなら、まとめて首をはねてやる!」
ケ「みんな、ほら、『はい、寮長』って言って。」
デュ「…………言えません。」
ユ「………自分も」
主「絶対言わない…」
エ「こんなにワガママな暴君、こっちから願い下げた!」
エースよく言った…

リ「今、なんて言った?」
グ「オマエはおこりんぼうでワガママで食べ物を粗末にする暴君って言ったんだゾ!」
デュ「お、おい、そこまでは言ってな……」
主「グリムお利口…馬鹿な暴君にも分かるように説明してあげるなんて偉いね…
夜ツナ缶あげるね…」
ついそう言いグリムの頭を撫でてしまった
リ「オフ・ウィズ・ユアヘッド(首をはねろーーーー)!!!!」
グ・デュ「うわああーー!!!」
逆上したリドル先輩のユニーク魔法が私達を襲う…
グリムを撫でてた私も質全的にターゲットになり首輪が付けられるっ!
--------目を開けると私には首輪がついてなかった…
主「あ、れ?なんで…?」
グ「ぐええ!またこの首輪なんだゾ!!」
デュ「くそっ、外れない!」
デュースが首輪外そうとするが意味はなく
リ「トレイ、ケイト!こいつらをつまみ出せ!」
ケ・ト「…………。
はい、寮長。」
デュ「せ、先輩たち!?」
……所詮リドル先輩の味方か
ケ「ごめんねー。オレたち寮長には逆らえないからさ☆」
ト「……悪いな。」

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