23話 ページ30
絢「真菰!!ずっと会いたかったよ!!」
ギューッと真菰を抱きしめる
真「ごめんね、今まで会いに行かなくて」
そう、この女の子は真菰という。
そして狐の面を付けた男の子は錆兎という。
私は、かつて、この二人に色々と稽古付けてもらっていた。
だが、ある日を境に二人の姿を見ることもなくなり、……ついには瞳にその姿を映し出されることはなくなった
絢「……錆兎……炭治郎を……?」
私は身体を離し、真菰に聞く
真「うん なんか気になっちゃうみたい」
これからは絢もまた稽古だからね!と言いながらニコッと真菰は笑った
絢「ーーーーうん!」
真「炭治郎、ここをもう少しこうやって……」
真「絢、焦りすぎ。もう少し落ち着いて刀を降ってみて。」
それから錆兎と真菰は炭治郎に稽古付け、真菰は私と炭治郎の悪い癖などを指摘し、それを治すなどをした。
私は真菰に稽古付けてもらった
そんな日々のある日ーーーー
真「ねぇ絢」
絢「なに?真菰」
私は後ろにいた真菰の方を振り返る
真「絢、……これからは少し本気のにしよっか」
少し本気の……それは錆兎と炭治郎が出会った時、あの時のように、まるで目の前に鬼がいた場合と同じくらい本気を出し、刀を降り合う事。
絢「……うん、そうだね。わかった」
それから私達は゛少し本気の ゛ 稽古をするようになった
真「絢、もう少し刀を強く降って……」
真「足裏を地面に貼り付けるように……」
などの指摘も貰った。
炭治郎の方も何やかんやで順調らしい
……でも結構なスパルタで炭治郎物凄いヤバいらしい……
そしてそれから半年が経った
炭治郎も 髪がのび、首にかかるほどの長さになった
勿論顔つきなども変わって身体も一回り大きくなった気がする
そして私も変わった
今日もいつも通り錆兎と真菰がいた
錆兎の手にはいつもの木刀はなく、真剣があった
もちろん真菰にも
絢「真菰……」
真「……うん」
ーーーーーーーー
錆「……先に真菰と絢がやれ」
真「んー分かった〜」
私と真菰はいつもの場所の向かいになる
横には錆兎と炭治郎が
真「……じゃあ……」
絢「やろっか」
キンッ
刀と刀がぶつかり合う
やっぱり真菰は速い
でも今なら見える、眼で追いつける
私は呼吸を整え、心拍を落ち着かせる
真菰を眼で追いかけ、刀を握りしめる
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スクールみきの - ですがリクエストしようとしてくださりありがとうございます! (2019年9月14日 20時) (レス) id: cdb5f2e573 (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - ごめんなさい!リクエストは受け付けてません! (2019年9月13日 23時) (レス) id: c68a95e1da (このIDを非表示/違反報告)
yadlz208(プロフ) - スクールみきのさん» ご無沙汰しております。別のリクエストをさせていただいても良いですか? (2019年9月11日 21時) (レス) id: 3c66cd5aee (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - かなとさん» その上から目線の方が腹立つので貴方が活動やめてはどうですか? (2019年8月26日 10時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
三月の糸姫(プロフ) - かなとさん» 上から目線で偉そうに!! (2019年8月26日 10時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スクールみきの | 作成日時:2019年7月30日 13時