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靴が67足 ページ28

貴方side


イザナが話してる最中にこっそりと抜け出し、斑目を手招きした。斑目は俺を見ると怪訝そうな顔をしたけど、黒龍について聞きたいと言ったら渋々あの自販機まで来てくれたのだ。




『お前も幹部入りしたんだなァ』


「いや?」


『はァ?』


「え?」


『いや…それ幹部のヤツだぞ…』


「は!?」


『お前何も言われてねェの!?』


「言われてねぇですけど!?」




こう言い合ってたらお互い最終的に罵倒みたいになって撃沈した。斑目って熱くなるとこんな感じになるのか、俺コイツと応援合戦したら負ける自信あるわ…。




『んで…お前が知りたいのは10代目黒龍の柴大寿ってヤツか?』


「そう、ダチが巻き込まれてて、でも天竺の力は借りたくないんだよな。1発御礼参りをしたいだけ」


『あー…そういうコトか』


「その柴大寿って奴が1人になる瞬間とかねぇの?俺ソイツに詳しくなくて」


『俺も前の総長だから知らねぇけど…確か根っからのクリスチャンだったってのは聞いたな。クリスマスなら教会に居るんじゃねェの?』


「なるほどな〜斑目、マジでサンキュ!」


『お…おう…』




情報も聞けたお礼に自販機であったかいコンポタをあげると小さくお礼だけして戻って行った。アイツお礼の時は声ちいせぇのかと思ってアジトに戻ると開脚して準備運動をする竜胆が居た。




「あれ?もう大丈夫なのか?用済んでから手合わせしようと思ってたんだけど」


『良いぜ』


『今からなんかするのか?』


「お、鶴蝶!俺の手合わせ〜竜胆に手伝って貰ってるッ!」




竜胆の前まで突っ込み、ワンテンポ遅らせて跳び540°キックを入れる。流石にそれは読めなかったのか竜胆は腕でガートしたけど緩くて少し吹っ飛んだ。




「しゃあ!」


『うわぁ…イテテテ』


「あ、結構加減ミスった?ごめん…」


『いや俺の反省点出来たからいい』


『竜胆〜頑張れー大神〜負けろー』


「え!明らかな不遇!」




そう言ってると突然竜胆は近付いたので、俺は身構えてたがそれは竜胆の思惑通り、蛇の様にグルンと足を押さえ、俺は地面に倒れる。すると変な方向に力を入れて来た。




『1回抜くぞ!』


「ま''ちょっと''!」




返答させてくれる暇無く、膝からゴッと言う音と右膝に痛みが広がった。




「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァ!」



『久々にやるけどいい音だな』


『Aいい声で叫ぶな〜俺も手合わせしたーい』

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絶狼(ゼロ)(プロフ) - 43 −ヨミ−さん» ありがとうございます。物語の展開もかなり早く進められたので個人的に満足しております。性格はかなり友愛寄りの小説なので大雑把な子になりましたが喜んで頂けて幸いです。更新頑張りますね!お時間があれば番外編が更新されているのでお暇があれば是非是非。 (2021年10月16日 14時) (レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
43 −ヨミ−(プロフ) - コメント失礼致します…!( . .)" 物語の展開や主人公の性格等ほんとに好きで、一気に読んでしまいました…!! 滅茶苦茶好きです、更新頑張って下さい(*ˊˋ*) 応援しております…!! (2021年10月16日 6時) (レス) id: 1d67640196 (このIDを非表示/違反報告)
絶狼(ゼロ)(プロフ) - しろつめさん» いえいえリクエストとかあれば番外編で言ってくだされば大歓迎です。お返しのお返事は結構です十分嬉しい言葉を頂けました。こうやってコメントを送って頂いて、読んでくださって嬉しいです。 (2021年10月13日 23時) (レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
しろつめ - 絶狼(ゼロ)さん» わ〜〜!!!見てきました、やっぱり好きデス……!! こちらこそありがとうございます!!!!応援してます! (2021年10月13日 21時) (レス) id: a47367aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
絶狼(ゼロ)(プロフ) - しろつめさん» ありがとうございます。作者のペースで更新頑張ります。良ければこの作品で初めてコメント頂いたのが嬉しくて番外編も作ったので、お暇なお時間あれば是非 (2021年10月12日 21時) (レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:絶狼(ゼロ) | 作成日時:2021年10月9日 0時

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