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涼介side









薄暗い倉庫を進んでいく









視界を慣らしてやっとちゃんと見えるようになってきた









「……裕翔!!!雄也!!!」









全身怪我だらけで柱に括り付けられて意識を失ってる2人拘束を解いて起こす









「ねぇ…!!起きて…!!」









光「んん………やまだ………」









裕「ん……山ちゃん…」









「大丈夫か!?」









光「俺は大丈夫だけど多分Aが危ない」









Aまで居なくなってたのか?









初めて知ったことに驚く、









裕「ここに括られる前A以外は同じ部屋にいたから。多分Aは別のとこにいる。あとここには藤ヶ谷もいない」









青龍のトップの藤ヶ谷は俺を潰したいのになんで本人はここに来てないのか?









Aは藤ヶ谷と一緒にいるのか?















光「向こうの柱にみんないるから拘束時に行こう」









他のみんなの拘束も解いた









知「涼介……泣」









有「山田に掛けて正解だったな!」









雄「なぁ、圭人は?」









山「あ。あいつなら昨日から実家帰ってる」









不幸中の幸いだな(笑)









藤「おい、山田!!!久しぶりだなぁ!!!」









落ち着いたかとのように思えた現場









藤ヶ谷はここには居ないんじゃなかったっけ?









振り返るとぐったりして意識が無いAとそれを抱えている藤ヶ谷と隣に伊野尾慧が居た









山「A……!!! てめぇ…Aを返せ…!!」









藤「やーだね、本当に返して欲しいって思ってんなら明日17時にてめぇ1人で青龍の倉庫に来い!!」









知「あぶない…!!」









藤ヶ谷がパイプを投げてきた









避けるために目を逸らした隙にいなくなっていた









雄「やばくない?山田一人で行くのか?」









「それ以外、ねぇだろ」









そう言ってその場は解散した









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作者名:ナタ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/I8u_x/  
作成日時:2020年3月22日 17時

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