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「大学をどうするかとか、決めてるんですか」







晃「…あー、」







「あ、いや、無理だったら答えなくてもいいです」









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彼女になったからといって


図々しく聞いてしまっている自分が恥ずかしい。






付き合ってからも

吉野先輩の匙加減は計らないといけないか、なんて。

当たり前か…









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晃「頑張るつもりでは、おる」








「……、」








晃「遠慮せんと、話しかけてほしいなぁ」









「いつでも、いいんですか…?」









晃「…まぁそんなんされたら

会いたくなるけど。」









「……」









晃「俺が電話するときは必ず出てや」









「…そ、そりゃあ!」








晃「頼むで。」









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お互い、探り探りに計ってるのに

ごちゃごちゃとなってもおかしくないのに


最終的には綺麗に収まったりする





ちゃんと支えてな

そう言われてるようなこの空気を醸し出す吉野先輩は

相変わらず自分の中に入り込んでくる。







そうやって

この人は私にとって、すごく、すごく大事な人なのかもしれない

と悟りだす。








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「…あ、雲行き怪しいですね」







晃「ほんまや」









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作者名:ゆなぴ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年1月19日 22時

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