鬼狩りとしての最初の仕事。 ページ20
私は今、炭治郎と鬼狩りの仕事に行くため、鬼殺隊の隊服を着ている。
鱗「...着替えたか。」
炭「はい。」
A「どうですか?お、おかしくないですかね...」
鱗「うむ、大丈夫だぞ。」
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鱗「炭治郎、A。お前達が鬼殺隊の任務に行くに当たって説明しておきたい事がある。」
A「説明...ですか?」
鱗「ああ。今、お前達の着ている鬼殺隊の隊服、それは特別な繊維でできている。通気性は良いが、
濡れにくく、燃えにくい。雑魚鬼の爪や牙では、この隊服を裂くことすら出来ない。」
炭「そんなに...」
鱗「そして、お前達の持っている日輪刀。持ち主によって色が変わり、それぞれの色ごとに
特性がある。しかし、黒い刃になるものは数が少なすぎて詳細が分からない。分から
なすぎて...」
A「分からなすぎて...?」
鱗「分からなすぎて、出世出来ない剣士は黒色だと言われている。」
炭「俺、鬼殺隊でどうかは分からないけど...必ず禰豆子を、人間に戻してみせます。」
A「わ、私も手伝います!炭治郎の助けになりたいですし...」
炭「A...!ありがとう!」
鱗「...ああ、そうだな。そうなると、わしも信じている。」
炭「はい!」
鱗「それと、これを」
コトン。と、鱗滝さんが大きな木箱を前に差し出した。何だろ、これ。
鱗「昼間、妹を背負う箱だ。非常に軽い、霧雲杉という木で作った。岩漆を塗って、外側を固めた
ので、強度も上がっている。」
炭「ありがとうございます!」
炭治郎が、嬉しそうにその木箱を持つ。す、すごいな鱗滝さん...工作もできるのか...
炭「わあ、軽い...!軽いです鱗滝さん!」
すると炭治郎は、布団を被っている禰豆子の前に行き、その箱を置いた。そしてパカッと開く。
炭「禰豆子、この中に入ってくれ。...出来るか?」
すると禰豆子ちゃんは布団でモゾモゾしている。けれど、ちゃんと入った。
炭「禰豆子、これからはいつも一緒だからな。」
A「良かったね、禰豆子ちゃん!」
キィッ____________________バタンッ
炭「では、行きます。」
A「お世話になりました!ありがとうございました!」
鱗「ちょっといいか。」
鱗滝さんが私と炭治郎の肩に手を置く。そして、顔を見合わせる。
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福ミカン - リメイク小説を見たい場合は続編を押すとそこに飛びます。 (2019年12月2日 22時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - 雪華さん» 応援ありがとうございます!頑張りますね! (2019年12月2日 18時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 可愛いかぐや姫と目かくれ忍者の更新も頑張って下さいね! (2019年12月2日 18時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - 本当にすいませんでした。皆様、ありがとうございました。 (2019年12月2日 18時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - みどりさん» なるほど!わざわざありがとうございます!この意見を思い出しながら頑張って書いていきます! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
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