全ては君でした ．【Ryo.Hashimoto】

All you 32 . ページ33

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教室に戻って


那須の話をすると 優斗がすぐに食いついた ．





「 那須とあったわけ！！ 」



「 うん 、


昼ごはん一緒に食べたいって


言ってくれたんだけど ．


皆もどうかな 〜って 。 」


「 那須とか 〜 懐かしい !! 」




でも 、問題は


元カノである舞花で 。




ひょ、と横にいる舞花を見れば


ふふ 、と華やかに微笑む ．




「 心配しなくてももう大丈夫だよ ？


一緒に食べいこう ！ 」



「 舞花〜！！！！ 」




気持ちを汲み取ってくれた舞花が


なんだか少し儚くて ．




思わず飛びついて抱きしめる ．





「 でた 〜 Aのハグ魔 笑 」



「 封印してたけど 、やっぱいい！ 笑 」





なんて 2人でじゃれ合っていると




涼がこっちを見て笑う ．





「 俺聞かれてないけど、強制なんだね 。 」




「 はしもっちゃん居ないとか


脳裏になかった 。 」




「 あ 〜はいはい 。 笑 」




相変わらず 瑞稀の涼愛が強くて


少し羨ましく見つめたり 。




「 ねえ 、俺は ？俺は ？ 」


なんて 少しいじけてる人もいるけど 笑







「 浮所来るみたいだから楽しみ 、 」




「 ああ 〜 浮所甘やかしてたもんな 。 」




「 犬みたいだから つい … 」





世間話に花が咲いちゃって



少し遠くを見つめて考えてる


涼に気が付かなかった ．








いつも助けてくれたのは彼だったのに 。




…









「 俺だけ見ちゃってくれないのかな〜 ．



欲張りか ． 俺 … 、 」

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