194話 優勝！！ ページ17
『私たちイナズマジャパンが…………
優勝……』
気づいたら、私は涙を流していた。
準決勝で流した涙とはまた違う意味の涙。
私は、これまでにない幸福感に包まれていた。
風丸「月愛ーーーー！！！！」
((ガバッ
『！！ 風丸』
風丸が、ベンチから猛スピードで月愛に近づき、思いっきり抱きついた。
それを、満面の笑顔で受け止める月愛。
いや、泣き笑いか？
風丸「月愛？泣いてる…のか？」
一瞬目を見開く月愛。
もう…。風丸にごまかしは効かないなぁ…。
『…やっぱり気づいちゃった…？
えへへっ、このイナズマジャパンで優勝したんだって思ったら嬉しくて、自然に流れちゃって…』
と言い、また一粒涙を流す月愛。
風丸「うん、俺も凄く嬉しい。
何より、この大切な仲間たちとここまで来れたことが嬉しいよ」
月愛の涙を手で拭う風丸。
その手つきは、まるで大切なものを扱うような、とても優しいものだった。
『風丸…』
また抱きしめ合う2人。
風丸「ありがとう、月愛。ここまでついてきてくれて」
『私たち、勝ったんだね…。
世界のてっぺんに立ったんだね…！
この、イナズマジャパンで！！』
風丸「ああ、俺たちイナズマジャパンが、、」
「「「優勝だ！！！！」」」
『！！』
風丸の声に合わせ、月愛以外の、イナズマジャパンの選手たちが声を合わせて月愛に答える。
『うん！！！』
月菜「おねぇーーちゃーーーーん！！！」
月海「月愛ーーーー！！！」
『！！ 月菜！兄さん！』
月愛は、月菜と兄さんのところへ走っていく。
月菜「優勝だね！お姉ちゃん！かっこよかった！！」
『ありがとう月菜。お姉ちゃん、頑張ったよ！』
月海「優勝おめでとう！
今日、試合をしている月愛は、今まで見てきた中でさいっっこうに輝いていたよ。
まるで、夜空に輝く星々みたいだったよ」
『星の妖精として当然のことよ！
でも、ありがとう兄さん。今の言葉、とても嬉しいわ』
円堂「月愛ーー！！
なにやってんだよー！早く来いよーー！！！」
「早く来てくださいー！月愛さーーん！！」
「月愛！こっちこーいー！！」
風丸「月愛っ！」
『！』
みんなが、愛しい人が、私の名前を呼ぶ。
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Luna(プロフ) - 梨架さん» こんばんわ！最後まで読んでいただき、ありがとうございます！そこまで感動していただきとても嬉しいです(泣) 続編頑張りますね！ (2018年10月18日 21時) (
レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
梨架 - こんばんわ！今最後まで読み終えました！本当に大好きな作品でした！最終回に近づく度に泣きそうになりながら読みました笑(最終的には泣きました!笑)高校生編も月の妖精編も読ませて頂きます！たくさんのキュンキュンと感動ありがとうございました！！ (2018年10月18日 21時) (レス) id: 62c64ec5a7 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» 一生ですか！？笑 ぜひぜひ見てください！ いつもほんとにありがとうございます(^^) (2018年7月10日 10時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - うわぁぁぁーん！！ついに星の妖精が完結？したぁぁ！最高のラストだし！！流石ですね！！！僕一生Lunaさんについていきますw高校生編も月の妖精も星の妖精もみます！ (2018年7月9日 14時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！ わぁ…！嬉しいです！ がんばりまっす！ (2018年7月8日 18時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年5月30日 16時
