【イナイレ】星の妖精は日本のサッカーで世界へ行く4

165話 心配です ページ32

「「「ありがとうございましたぁー！！」」」


練習が終わり、次々と宿舎へ戻っていく。


が、1人、別方向へ歩いていく人物。


冬花「月愛ちゃん！」


『！

…あ、ごめん冬花ちゃん。もうちょっと練習してくるね！』


冬花「あ……」


月愛は第二グランドへ走っていった。


冬花「また…か…」


冬花(ここ最近、練習が終わったあと、1人で練習してるみたいだけど……。

何か追い詰めた顔をしているような、疲れてるような…。

それに、今新しい連携技の練習もしてる。心配…。)


冬花「月愛ちゃん……」







綱海「ん？どうしたんだ？月愛と久遠。
喧嘩でもしたか？」


基山「ああ、違うと思うよ。

月愛ちゃん、ここ最近練習が終わったあと、自主練をしてるみたい」


綱海「へぇ〜！頑張ってるじゃん！月愛！」


吹雪「でも、月愛ちゃん最近顔色悪くない？」


基山「あ、そっか！それで冬花ちゃん、あんな表情してたんじゃないかな？
あの二人、仲がいいから余計に心配なんだよ」


綱海「んー、追っかけるか？」


吹雪「いやいや、ここは彼氏くんに任せましょ♪」


基山「噂をすれば、風丸くん走って追っかけておりますよ♪」








風丸「はっ…！はっ…！」


冬花「風丸くん！」


風丸「お、久遠か！悪いがいま_____」


冬花「月愛ちゃんを！よろしくお願いします！」


勢いよく頭を下げる冬花。

自分が月愛の悩みを解決してあげたいと思ってるのに…。


風丸「！！


ああ！もちろんだ！」

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