【イナイレ】星の女神は世界へ導く[オリオンの刻印]

アウターコード4 これからが本番 ページ5

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｰｰｰｰｰｰ！！




〈試合終了ー！！

壮絶な最後の決戦は、雷門の勝利で幕を閉じたー！〉





「「「おおおーー！！！！」」」



「「「ヒューヒュー！」」」





会場から、たくさんの歓声に包まれる。






円堂「やったな！あいつら！」



豪炎「ああ、そうだな！」



鬼道「灰崎、よく頑張った…」



風丸「いい試合だったな」



『ええ、本当にいい試合でした。

見に来て正解だったわ』



と言うと、Aは立ち上がる。



風丸「あれ？もう帰るのか？」



『彼らの試合を見られただけで十分だわ。


それじゃあ、私はここで』



5人の前で、小さくお辞儀をする。



風丸「ああ」



円堂「あ！また会おうなー！」



Aは、円堂の声に振り向き、小さく手を振りその場を去った。




坂野「綺麗な人でしたね！」



豪炎「ああ。もしかしたら、海外から来た人かもな」



鬼道「確かに。あの金髪に、あの雰囲気。

日本人にしては珍しいかもな」



風丸「サッカー大好きって言ってたな。

世界大会で会ったりしてな」



円堂「ははは！だったら嬉しいな！」




.



.



.




.




.






『ここからが本当の戦いよ、日本のみんな。



世界は、厳しい…かもね』




少女は、スタジアムの方へ振り向きぼそっと呟く。




『それに、“オリオンの使徒”が動き出しているみたいだし、ね』




そしてまた、少女は、婆やと爺やが待っている旅館へと帰って行った。

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