3話 ページ4
zm「ぺ神ーッ！膝擦りむいてしもた！！」
『(ビクゥッ)』
勢いよく入ってきた割には廊下からの足音しなかったな…？心の準備ができなかった
入り口からは背を向けて座ってるから、多分向こうからは僕の動揺には気付いてないだろうけど…
sn「ゾム〜？ノックして 静かにして あと先生つけんかい」
zm「んふふっ、はーい」
一気に騒がしくなったな…声的に一人なんだろうけど
まぁ丁度勉強煮詰まってきてたからいいけどさ
ぐーっと休憩がてら小さく伸びをしてると、
sn「あっこらゾム！」
『っえ…？』
顔に影が落ちて反射的に視線を上げる
zm「ここで何しとんの？」
照明の真下に立たれてるから逆光で暗いはずなのに、キラキラと主張する翡翠の瞳に見つめられて思わず固まった。
『べ、べんきょー…です』
てか、こういう所で過ごしてる奴なんか大体想像つくやろ。小中でも絶対見たことあるだろ。
zm「ふーん…偉いやん！頑張ってな！！」
その男の子は、僕の反抗した気持ちなんて知る由もなくにこりと笑って帰っていった。
『……どうしようしんぺい先生、僕内心めっちゃ性格悪い奴になってた』
sn「落ち着きやA、突然すぎてちょっと敏感になってもうただけやで」
彼奴マジで言っとかんと… とため息をつく先生を横目に深呼吸をして心に余裕をと言い聞かせる。
『ぞむ…って、変わった名前やんね』
sn「希って名前で、愛称でよく呼ばれてんねん
一応、Aのクラスメイトやけどね」
『………うっわ』
sn「露骨に嫌悪感だすのやめなさい」
でも良い奴やで、 と目を細めて優しく述べる先生を憎めるわけもなかった
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流星(プロフ) - ミジンコのハルさん» 短い間でしたが僕にも経験がありますので、気持ちがわかるとは言いませんが、いたずらに傷つけないよう心掛けていたのでそういってもらえてこちらもほっとします。お話としてはペースが速まることもあると思いますが、ハル様は焦らずゆっくりしてくださいね。 (2022年10月8日 19時) (
レス) id: 9f0773db2a (このIDを非表示/違反報告)
ミジンコのハル(プロフ) - 初コメ失礼します！私も保健室登校している者なんですが、凄いお話に共感できて読んでいて凄い楽しくて救われてるような気がします。教室に入れる「いつか」が頑張っても来ないっていう所が凄い共感でホントに好きです…これからも更新頑張ってください！次が楽しみです (2022年10月8日 17時) (レス) @page7 id: 00a42c556d (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 光さん» ありがとうございます！今のところ投稿頻度は安定していますが、気は抜けないので頑張っていきたいです。 (2022年10月7日 11時) (レス) id: 9f0773db2a (このIDを非表示/違反報告)
光 - 続き楽しみです！！ (2022年10月7日 9時) (レス) @page6 id: 1eb1862fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星 | 作成日時：2022年10月4日 23時
