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10話 ページ10

とりあえずバトル終了後、目的地の受付へ行った。



受付

「………はい!入国審査完了です!」

はえーなおい。俺の顔見ただけやん。そっちにもう俺の情報いってるの?


とりあえず終わったなら終わったで別にいいか。でも入国審査なんてサンドリアスの時にやったか?ここだけなのか?






なんか皆帆が財布を落としたらしいので、落としたと思われる場所の噴水に行くことになった。


ってことで噴水に来たわけだが…見つかりそうにないな。諦めよう。鉄角は潜るみたいだが。




「こらこらこら!ダメだよ!君、噴水に飛び込もうと考えてるでしょ!」


「え!な、なんでバレたんだ…」


「これだから観光客は!困るよー、やめてよね!」



「…どうやら、ボクの推理で間違いないみたいだ」


いつのまに推理してたのかお前。てか何を?

「推理?」


「ボクの推理が正しければ…サザナーラの人達は心が読めるんだ」


「えっ!心が読める?」

「どういうこと?」

「考えてもみてよ。鉄角君はただ噴水を見ていただけだ。なのに噴水に入ろうと考えていることがバレていた。それは心を読んだからさ」


「確かに…だとすれば、さっきのバトルでの先回りするような動きや言動も納得できるが」




「ブブー!その推理はちょっとハズレでーす!」


うおなんだいきなり。てかなんかぞろぞろと来たぞなんか


ってか誰!?可愛い。



「だ、誰?君…」


「えー!ポワイのこと知らないの?失礼しちゃう!」


いやここに来るの初めてなのに知ってる訳ないだろ…


「このお方は『ポワイ・ピチョリ』様。我らサザナーライレブンのキャプテンにございます」


様付けなのか?え、女尊男卑?


「サザナーライレブン!?」

「まさかこんなところで…」


「あー、貴方達のことは言わなくても全部分かってるよ。だって『見えちゃう』もんね!」


「え、見える?」


「そう、私達は相手の心を目で見る能力を持ってるの」

「心を目で見る…読めるんじゃなくって見えるの?」


「だからそう言ってるでしょー」


「ひょっとして、それ『アズル』ってやつと関係ある?」


何それ初耳(橋田は瞬木の入国審査を見ていない為アズルの存在を知りません)


「へー、アズルのことまで知ってるんだ。いいわ。貴方、中々面白いアズルしてるから教えてあげる。ヴァン。説明おねがーい」


…いやお前が説明するんじゃないのかよ。


「ちょっとそこ、いちいちつっこまなくていいから」


「え?あ、ああ…」

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名無(プロフ) - 星猫さん» 初めまして!お褒めの言葉と高評価、ありがとうございますっ! (2021年9月8日 19時) (レス) id: 91adb283d3 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月8日 18時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無 | 作成日時:2020年2月18日 20時

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