太陽の末裔途中まで書いた。 (ページ6)

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［安室ゆゆです。基本言語は英語と日本語、外見は日本人ですが、国籍はアメリカ。今回はメディキューブの視察に来ました、が。］

医療チームの方々を前につらつら言葉を並べていけば、各々の表情に変化が起きていく。
共通してるのは困惑、かな。

［特に私が権力を振りかざしたりすることはないですし、手が足りなければいくらでも手を貸します。最低限、ここの管理者に従います。よろしくお願いします。］

そこまで言い切ると、理解をした数名の表情が緩み安堵の息を漏らした。
、、、なるほど、話がわかるのはこの人たちね。

［初めまして、医療チームの代表、カン・モヨンです。協力してくださるなんて、本当に助かります。］

一歩前に出た女性は、美人だった。
年は私より上っぽい。
芯のあるタイプっぽいし、それこそあの人の、、、

［安室さん？］
［っ、すみません、ぼーっとしてしまいました。］

気がつくと心配そうに、不思議そうに私を見るカン先生。
しまった、一応仕事中なのに。

［わかる、時差ボケだよな。だってここ真裏、、、］
［バカね、安室先生はアメリカから来たのよ。］

男の人と女の人(2人とも年齢は私より確実に上ね)がそう言う。
、、、えーっと、

［アメリカではなく、日本から来たので韓国とほぼ同じ位置から。国籍はアメリカだし、居住も基本アメリカなんですけどやっぱりちょっと恋しくなるんですよね、日本。］

へらっ、と言えばへぇー、と頷く彼らについ笑ってしまった。

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