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悲劇は突然に ページ6

貴「お…お母さまが、



死んだ……?」



雪「…はい……。


今日、事故に巻き込まれなくなったと…」



この人は、雪見さん。


私と紫の家政婦さん。

お母さまと同じくらい、私達に優しくしてくれた。





紫「おねーさま?


おかーさまどうしちゃったの?

なんで帰ってこないの?」


まだ五歳の紫が首をかしげ聞いてくる。






私も、雪見さんも答えられなかった。



悲しむ私達とは裏腹に、お父さんは変わらなかった。


毎日のように私と紫を殴り、止めようとした家政婦をクビにした。






ある日、

お父さんが攘夷浪士と繋がり、人身売買や武器の密売をしていることを知った。



貴「お父さん、やめてっ!
もうこんなことしないで!」


父「てめぇは黙ってろ!!」


バキッと殴られる。


お母さま…



私はどうすればいいの…?



そんなとき、父が口にした衝撃の言葉。


父「ああ?お母さまだぁ?


あいつはなぁ!俺の商売に口出してきやがったから浪士共に事故に見せかけて殺してもらったんだよ!!」



ははははと笑う父。



お母さまが殺された…?


こいつに……

自分の目的だけのために、お母さまを………









こいつは、父親なんかじゃない。




私は八歳の時、



いずれ、あいつを殺してやる。



そう、決意した。









貴「まぁ、こんな感じですかね?

後はご存じの通りです。

そのあとは、“死神”としてお母さまを殺した攘夷浪士達を殺してました。

あ、あと私が土方さん達に初めて会ったときに手首切ってたのもあのクソジジィの血が体の中に入ってるのがいやだったからです。

ま、そのくらいです。」




とたんに静かになる部屋。


この空気いやだなぁー。←(軽くない?)



土「なんか……


悪かったな…。」



ふーん、珍しい。

土方さんが私に謝るなんて。


貴「別にいーですよ。

もう気にしてないですし。」



沖「そーでさァ。土方さんがAに謝るなんて気持ち悪いでさァ」



土「おい、総悟!気持ち悪いとか言うな!!
せっかく俺が謝ったのに!」



とケンカを始める土方さんと総悟。


山「ちょっとオオオオ!!!

沖田隊長オオオオ!!
やめてくださいイイイイ!!」



近「トシもやめてエエエ!!!


これ以上屯所を壊さないでエエエエ!!!」



それを止める山崎と近藤さん。



いつもの光景だけど、



やっぱり、これが一番だ。



私は二人のケンカを見ながら笑った。



ここにいてよかったなぁ…

男子は修学旅行にいくと覗きをしたがる→←私の過去



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設定タグ:銀魂 , 真選組 , 沖田総悟   
作品ジャンル:アニメ
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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (11月30日 23時) (レス) @page24 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ(プロフ) - ありがとうございます!最近更新出来てませんが、更新できるようがんばります! (2019年1月24日 22時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 最近この作品見つけたんですけど、ドツボにはまりました!!!!!次の更新楽しみに待ってます! (2019年1月23日 18時) (レス) id: 5a9a4380ee (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ - ネタがつきている日々です! どなたかリクエストください! (2017年12月16日 13時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日和みぃ | 作成日時:2017年12月7日 22時

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