私の過去 ページ5
「あの子、夜桜家のお嬢さんでしょ?」
「なんでも、勉強も運動もできるとか」
「あっ、Aちゃん。
Aちゃん、この人形あげるよ」
「○○新聞社の人からもらったってお父さんに言ってくれる?」
周りの大人は、みんな私じゃなくお父さんが目的だった。
そんな………
大人達の顔が嫌いだった。
何かに媚びているような、欲にまみれた顔。
お母さまは、優しくて好きだった。
でも……
お父さんは嫌いだった。
お父さんは外ではいい父親を演じていたが
家族内では、暴力ばかりだった。
でも、お母さまはそれでも笑っていた。
貴「お母さま、なんでお母さまはいつも笑っていられるの?」
私には、とても理解できない。
母「ふふ、今は分からなくてもいいわA。
お母さんは、貴方と紫がいてくれたらいいの
その代わり、もっと笑って?」
お母さまは痣の出来た腕で私とまだ一歳の紫の頭を撫で、弱々しく笑う。
お母さまは、私達よりもお父さんに暴力を受けている。
でも、お母さまが弱音をはくのを私は見たことがない。
そんなとき、悲劇が起こった。
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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (11月30日 23時) (レス) @page24 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ(プロフ) - ありがとうございます!最近更新出来てませんが、更新できるようがんばります! (2019年1月24日 22時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 最近この作品見つけたんですけど、ドツボにはまりました!!!!!次の更新楽しみに待ってます! (2019年1月23日 18時) (レス) id: 5a9a4380ee (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ - ネタがつきている日々です! どなたかリクエストください! (2017年12月16日 13時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日和みぃ | 作成日時:2017年12月7日 22時