【銀魂】真選組の死神ちゃん2

報連相を忘れずに　土方side ページ23

隊「先日、空木翔が獄舎で死んでいるのが発見されました。状況からプロの殺し屋に殺された可能性が高く…、」




山「副長ぉぉ！！大変です！
Aさんがっ…！Aさんが脱走を……！」





会議の途中、突然開いた襖から出てきたのは見張りを頼んだはずの山崎だった。



土「またかよ…。で？今度はどこへ行ったんだ？」





あいつ、少しは大人しくできねぇのかよ…。
呆れながら俺は上着のポケットから出したタバコに火をつける。




山「それがただの脱走ではなくて…！」



息を切らした様子で山崎は言葉を続ける。




山「どうやら蒼月党の奴らなつきさんと遥斗くんを人質にしてAさんを脅したようで、おそらく奴らの指定した場所に行ったかと…」


土「なに！？あいつ、無茶しやがって…！」


沖「おいザキ！指定した場所ってのはどこでィ！！」


近「総悟！！」




山崎の胸ぐらを掴みかかった総悟を近藤さんがとめる。
総悟のやつ最近Aのことにえらく突っかかるが、あいつらなんかあったか？
それとも…、




近「向こうが人質まで取っている以上はこっちも慎重に行動するべきだ。」


土「今回ばかりは近藤さんの言う通りだ、総悟。
おい山崎！指定された場所は分かってんのか？」

総悟が取り乱すのは珍しいが今は人質の2人とAの方が先だ。

山「い、いえ！場所はまだ分かっていませんが、Aさんが部屋を出る前にパソコンを使用していました。普段は滅多に使わない人なので何か手がかりがあるかと！」



土「今すぐに調べろ！場所が分かり次第向かうぞ！！」




隊士達「「「はい！！」」」






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