抗います 弐【鬼滅の刃】

第陸拾捌話 ページ31

あの毒は吸ったら不味い。

多分、私が団子に盛られた毒と同じだ。

呼吸をあいつの近くで使えない。

愛霧「あはっあははっ！！強くなってる！！アタシが強くなってるのが分かるわ！！アンタ達は殺す！！そしてあの方のお役に立つのよ！！」

『うっざ…』

兎に角刀、刀欲しい。




もういいや、取りに行くか。



ドンッと雷が落ちたような轟音を立て、私は煉獄さんの元へ行った。

勢い余って突進してしまったが。

やっべえ申し訳ない。

煉獄「よもや！！いい突進だ！」

『申し訳ない！あと刀ください！』

煉獄「すまない！忘れていた！」

煉獄さんが刀を渡そうとしてくれたときだった。

桃原さんの触手が刀を弾き、私の刀は飛ばされてしまった。


『こんの野郎…！！』

すぐ取りに行くが、背後から触手が迫る。

私は刀を握り、低く屈んだ。

ちょっと髪の先が溶けた。

『あ…あっぶねぇええ！！』

けど、やっと攻撃出来るぜ！！

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