抗います【鬼滅の刃】

第壱話 ページ3

あれから八年。

桑島師範に毎日毎日叩かれまくって、

雷の呼吸を全部会得しました、やったね。

そんでもって二年前、柱に就任しました。

鬼滅の刃好きの皆さん、すみません。

いや抗議しましたよ？

でもお館様が

「一般隊士にしておくには勿体無い腕を持ってるから、どうか頼まれてくれないか」

って言うからさ？

お館様の頼みを断れる鬼滅ファンいる？

だから泣く泣く柱になりましたよ。

柱の皆様とも仲良くやらせて貰ってます。

ホント申し訳ないし恐れ多いけど。

一応、私此処だとクール伽羅らしいよ。

まあ柱の前で興奮して口走らないようにした結果ですが。

まあそれで気付いたわけですよ。

あ、これ夢小説路線だなって。

で、今日は柱合会議ですって。

お館様来ました。

今日も麗しいですよ。

お館様「今日は、新しい柱を皆に紹介しようと思うんだ。さ、おいで」



は？

いや待って、柱追加？

もう世界観ぶち壊しにも程がない？

待ってすっごい嫌な予感がする。

現れた新しい柱は随分派手で、

香水のきっつい匂いがした。



桃原「愛柱として就任しました、桃原 恵美理でぇす。宜しくお願いしまぁす」


私は確信した。

この世界観は、裏切り系路線だと。

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