検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:207,206 hit

・6過去-3 ページ10









机の中になんか…

“図書室に来て F.Txxx”


F.Txxx…?
何?怪盗?

大「なんそれ?」



横で見ていた
流星に紙を取られる


貴「あっちょっ…」


内容を読んで流星の顔が真顔になっていくのが嫌でも分かった。


大「僕も行く」



貴「ええって 1人で行く」




大「でも…」


心配してくれてるんやな。
でもここで私がなんとかせな。
誰にも迷惑かけへんように。


貴「先帰ってて?な!」




大「…分かった」






.






ーー放課後ーー

貴「なんでこんなに図書室広いねーーーん!」


うちの学校中高一貫校やからなー


中学生も読める本、高校生も読める本があるから


広すぎんねん…本間に…



貴「迷路かここは…」



にしても藤ヶ谷の気配どころか人の気配が無い


貴「藤ヶ谷ー!藤ヶ谷ーー!」





((ビリッ))


首に痛みがはしって


私は、気絶した





.








ーー数分後ーー


貴「んっんぅ…」


首にはまだ少し痛みが残っている
何やねん…


太「あ、起きた?」


自分がいるのは図書室の机の上。
目の前で笑うのは



藤ヶ谷





私の服は、乱れて体には


キスマークとあま噛みされた後




太「なんでそんなに震えてるの?」



まるで私が震えているのがおかしいみたい…
こいつ…こんな奴やった?



貴「だって…」




太「ねぇ俺はAの事が…」


ゆっくり微笑みながら近付いて来る藤ヶ谷


貴「来んな!来ないで!やっやめ…」


恐怖で何もできない
なんやこれ…


太「A…君は、僕だけのモノ…」


それでも藤ヶ谷は微笑みながら近付いて来る。そして私の腕を掴む。


振りほどけないくらい強い。





.







?「藤ヶ谷!何やってんねん!」



声の方に目を向けると見慣れた仲間が鬼の形相で立っていた


貴「村上、先生…」


雛は急いで私の所に駆け寄り
藤ヶ谷と私を引き離した


信「藤ヶ谷これは問題やぞ…明日話そう。今日はもう帰れ。」



雛の拳に力が入ってるのがよく分かった
本間は殴りたいくらいなんや



太「はい じゃ、またねA」


まるで何も無かったかの様に笑顔で手を振る藤ヶ谷



藤ヶ谷が図書室を出た後雛はホッとしたのかしゃがみこんだ




信「A!大丈夫やったか!?」




貴「…とりあえず大丈夫」




信「A帰ろか!車やから!」



貴「うん…」


雛が来てなかったら今頃…


想像するだけで寒気がした





・7過去-4→←・5過去-2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
288人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MaMo-Can(プロフ) - わぁ~!まじですか!すません_| ̄|○ でも死なせないのでご安心を… (2015年1月18日 22時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
神中望星 - なにわ皇子が倒れるところからマジで泣きました(T-T) (2015年1月18日 22時) (レス) id: df823ed7c0 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございました(^^)続きもよろしくお願いします! (2015年1月1日 11時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
チョコたん(プロフ) - 無事に出来て良かったです。 (2015年1月1日 10時) (レス) id: 4af9a1cf38 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございます! (2014年12月31日 14時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まもきゃん。* | 作成日時:2014年8月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。