ヤクザの中のプリンセス~泣く事,笑う事を無くした君~【修正中】

・22流星の過去-4 ページ26

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公園に着くと制服を着た
3人の男の子が子供と格闘していた


貴「あ！神ちゃーん！」


神「も〜勘弁してくれ…」


神ちゃんという人は
呆れ顔で彼女に助けを求める


貴「ごめんよ てかなんで廉と大吾もおるん？」


神ちゃんという人は
僕より歳上に見えるけど…


永「神山くんに連れて来られてん！」


西「もぉ〜ほんまに姫さんは〜アホで大変やわ」


貴「アホ言うな！」


2人は僕と歳は変わらなさそう
仲良くできたらええな…


彼女は僕を見て


貴「…あ、紹介するな。神ちゃん、廉、大吾！3人共、大西流星！」



「「よろしくなー」」


良かった
優しそうな人達だ

貴「あ！同い年やし、廉と大吾とおったら？」


やっぱり同じ年だったんだ


永「流星、よろしくな！」

色黒で細いけど綺麗な顔立ち
の廉くん


西「よろしく〜」

ほんわかして可愛らしい顔立ち
の大吾くん


大「よろしくお願いします！」


頭を下げる


貴「敬語禁止！」


同じ年なんやから
と彼女は言った


大「わかった…」


敬語禁止…

敬語禁止…



神「ちょ俺もおるよ！」



貴「あ、忘れてた」


僕もわすれてた


神「忘れんとって…」


貴「ごめんごめん…

　 あ、3人はさき帰っとって」


永「なんで？」


貴「流星のこと引き取らなあかんから」


西「そっか…」


なんとなく事情は
分かっているみたい


神「料理はつくっとから、安心してな」


貴「ありがと

　 よし、流星いくで！」


大「うん！」



子供達を連れて
彼女とふたりで施設に向った






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