【6】確信へ ページ6
「せんせ？」と生徒に言われるまでルーピンは固まっていた。
『ｴﾍﾍ...』
ふにゃあと笑ったその顔がルーピンの頭から離れない、
初めて彼女をこんな近くで見た。
先程まではこんな恋はなんだかんだと嘆いていたが、
今はもう迷いなく言える。
あの笑顔を
私だけに見せて欲しい。
私だけにしか見せない顔を見たい。
迷い落ちていたこの感情が、
今この一瞬で独占欲の強い確かな恋愛感情に変わった。
さぁ...
(ルー)「大丈夫だよ、A。
さぁ授業を始めようか。」
ルーピンはいつものように笑って言った。
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____
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(ルー)「じゃあ今日はここまで！」
ルーピンはひょいと杖を振る。
ばばばｯとカーテンが閉まっていく。
(貴)「ん〜！おもしろかったあ！」
(ハリ)「ね！言ったでしょ！
僕もルーピンは大好きだよ」
(訳)「スネイプは嫌い」
Aはホグワーツでの初めての授業を心から楽しんだ。
ルーピンがパンｯと手を叩き、「これで解散！」と言う。
生徒達はゾロゾロと教室から出ていくが
一番前で授業を受けていたAは、
皆が出ていくのを「まだかなぁ」とぴょんぴょんと待つ。
そんなAをルーピンは見つめる。
そして「A」と声を掛けた。
(貴)「...え？
え！？あ！はい！！」
一瞬反応は遅れたが、
Aは急いでルーピンの元へ駆け寄った。
(貴)(...ルーピン先生名前覚えるの早いな。
というかなんだろう。怒られる？)
背の高いルーピンを見上げたA。
ルーピンは優しく笑った。
(貴)「え、えと...」
(ルー)「今の授業で気になった事があるんだけど、
少し私に時間をくれないかい？」
(貴)「...ええ？」
(ルー)「大丈夫、少しだけだよ。」
えええーと。とAはハリー達の方を見る、
ハーマイオニーが外で待ってるわ！と言ってくれた。
(貴)「あ、えとじゃあ！
お、お願いします！」
(ルー)「じゃあおいで、
私の部屋で話そう。」
そしてルーピンの部屋へ招き入れられたAは
「ほおお...」と部屋を見上げる。
ルーピンは彼女をソファに座らせた。
(貴)「あの...気になった所って...？」
ルーピンはAの横に座った。
まさか横に座られると思っていなかったAは
思わず身を寄せた。
(ルー)「...杖。
ちょっと見せてくれるかな？」
(貴)「つ、杖？
あっはい、これです！」
素直に杖をルーピンに渡したA。
杖がどうしたのかと不思議に思った。
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桜丸 - とても面白くて好きです！ (2022年9月13日 21時) (
レス) id: 75df0a1d2c (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 蟲猫さん» わああありがとうございます！！(涙) (2022年9月6日 15時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
蟲猫 - とても、面白ろかったです。ルーピン先生が尊くって、読んでいて幸せです。(尊い)(* ´ ▽ ` *) (2022年8月27日 8時) (レス) @page11 id: 90785db29e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - タマロワさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！！！ (2022年8月5日 14時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
タマロワ - とっても面白いです！続きだしてくれたら穴掘って喜びます！←？ (2022年7月6日 17時) (レス) @page11 id: a9dbdf14eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2018年5月9日 22時
