【3】目が合う ページ3
その日からルーピンの頭の中にはAの事でいっぱいだった。
どんな性格なのだろうか、
どんな喋り方で、
どんな声で私に話しかけるのだろうか。
__...二人きりの時はどんな顔になるのだろうか。
そんな事ばかりを考えていた。
___次の日の朝
Aはハリー達と仲良くなったようだ。
四人は大食堂で朝食を取ろうとする。
それをルーピンは職員席から見ていた。
(貴)「美味しそう〜！」
スカートが折れないように直して座る仕草にも
ドキｯ...としてしまう。
嗚呼...私は本当にどうしてしまったんだろうか。
(貴)「ほんとホグワーツって広いんだね〜。」
ロナルド・ウィーズリー
(ロン)「僕なんて未だに迷うよ」
(貴)「それはそれでどうなの」
机に肘を着き、口元に手を当て、
じっくりとAを見つめる。
Aの一つ一つの行動を見逃さなかった。
もｯとパンを頬張る姿はとても可愛らしく、
ロンに笑われ少し恥ずかしがっているAを
ルーピンはｽｯ...と目を細めて見る。
早く彼女と話したい。
近づきたい。
ルーピンはそう思っていた。
___パチｯ。
彼女と目が合った。
身体が一気に熱くなるのが分かった。
しかしルーピンは驚き、固まってしまった。
「...ｯ」としか声が出なかった。
そんなルーピンが面白かったのか、
Aは微笑みながら小さく頭を下げた。
それと同時にAの髪がふわふわと揺れた。
そしてまたハリー達の方に振り返り、
会話を続けた。
ルーピンはほんの一瞬だったが、
Aが自分を見たという事に嬉しさを隠しきれず、
その大きな手で自分の顔を覆い隠してしまった。
(ルー)「あ！」
セブルス・スネイプ
(スネ)「...貴様は朝から騒がしい。」
そうだ。
そうだよ。
今日からAは授業に参加する。
そして私が担当する授業があったじゃないか。
心の中で大きくガッツポーズをした。
しかしそれと同時に心臓が煩く鳴り始めた。
やっと彼女に会える______
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桜丸 - とても面白くて好きです！ (2022年9月13日 21時) (
レス) id: 75df0a1d2c (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 蟲猫さん» わああありがとうございます！！(涙) (2022年9月6日 15時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
蟲猫 - とても、面白ろかったです。ルーピン先生が尊くって、読んでいて幸せです。(尊い)(* ´ ▽ ` *) (2022年8月27日 8時) (レス) @page11 id: 90785db29e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - タマロワさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！！！ (2022年8月5日 14時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
タマロワ - とっても面白いです！続きだしてくれたら穴掘って喜びます！←？ (2022年7月6日 17時) (レス) @page11 id: a9dbdf14eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2018年5月9日 22時
